
彼ら・彼女らは自動車メーカーの車種ラインアップについて強固な一家言を持っており、ボディサイズについてはミリ単位でメーカーに注文をつけ(だいたいは「最近のクルマは大きすぎてけしからん!」という論調が基本)、マニュアルトランスミッションや2ドアFRクーペの市場への投入を望んでいる。いや、それを「要求している」と表現してもいいのかもしれない。
筆者もいちおうクルマ好きの端くれではあるため、気持ちはわかる。
だが同時に、「自動車メーカーの中の人(とくに商品企画の人)は、こういったマニアの声をどう感じてるのだろうか? たぶんだけど、ネットで有名なTOKIOの城島 茂さんの画像みたいに『素人は黙っとれ』と、目をつぶりながら思ってるんじゃないかな?」とも思っている。
というのも、筆者の場合は自分の専門分野について、非専門の人間からどんな批判を浴びせられたところで「……素人は黙っとれ」としか思わないからだ。
もちろんこれは「素人の意見は常に間違っている」という決めつけではない。アマチュアの意見にも拝聴すべき部分はたくさんあり、ときには発見もある。
だが、その道のプロというのはたいていの場合、アマチュアがしばしば指摘するようなことはとっくの昔に何度も何度も検討し、検証し、そのうえで「コレ!」と自分が信じた何かひとつを世に出すものだ。
それゆえ――すべての素人の意見が無意味で無価値とは決して思わないし、時には真摯にご意見を取り入れたりもするが――地道な検証もとくにないまま「ぼくがかんがえたさいきょうのプラン」を気軽に提示されたところで、「……(苦笑)」にしかならないのである。
ということで、自動車メーカーの中の人がどう思っているかは知らないが、カーマニアがメーカーに対してしばしば言いがちな無責任発言(と筆者には思われるもの)を、いくつかご紹介しよう。
https://news.yahoo.co.jp/articles/9d06249223cdf53b7cc0f6558def07d62389cfd7
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Source: 車ちゃんねる
「小さくなれば……」「MTがあれば……」実現したら本当に買うのか! クルマ好きが言いがちな「無責任発言」4つ