飲酒運転を罰しようという気持ちがない裁判官「飲酒運転免れようとする意志と救護する意志は両立する」

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1: 2023/09/29(金) 08:18:02.63 ID:jOWZHN/x0● BE:866556825-PLT(21500)
「ひき逃げだったのか」15歳少年死亡事故 同じ事故で3度目の裁判…高裁で“逆転無罪”「救護義務違反の罪は成立しない」 両親「最低の判決。樹生にかける言葉が見つからない」 検察は上告を検討
9/28(木) 17:42配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/66149fd30f8a1d63effc4d47c22184d8d0d589a3

NBS長野放送
亡くなった和田樹生さん(当時15)

逆転無罪の判決です。2015年、長野県佐久市で中学生の男子生徒が車にはねられて死亡した事故。「ひき逃げ」の罪に問われた被告の控訴審判決が東京高裁で開かれ、長野地裁の一審の判決を破棄し、無罪を言い渡しました。

■「ひき逃げの罪」長野地裁は懲役6カ月の実刑判決
事件現場(長野県佐久市 2015年3月)

2015年3月、佐久市の横断歩道で当時中学3年生の和田樹生さんが車にはねられ死亡しました。

運転していた御代田町の会社員池田忠正被告はすぐに救護しなかったとして、救護義務違反・「ひき逃げ」の罪に問われ、2022年11月、長野地裁が懲役6カ月の実刑判決を言い渡しました。

被告は事故を起こした後、飲酒運転を隠そうと近くのコンビニ店で口臭防止剤を買っていました。

被告側はすぐに戻り救護したとし、「ひき逃げに当たらない」と主張していましたが、長野地裁は「飲酒運転の発覚を回避しようとした行為は救護とは対極にある」としました。

判決を不服として被告側が控訴。あらためて無罪を主張していました。

■東京高裁 一審の判決を破棄、「無罪」判決

きょう9月28日、東京高裁で開かれた控訴審判決。

田村裁判長は「被告がコンビニで口臭防止剤を買って戻るまでの時間は2、3分ほどで、すぐに救護している」「飲酒運転の発覚を免れようとする意志と救護しようとする意志は両立する」とし、「ひき逃げ」には当たらないとしました。

そして、一審の判決を破棄し、被告に無罪を言い渡しました。

■両親「最低の判決」
父・善光さん 母・真理さん

この事故をめぐっては和田さんの両親が独自で証拠を集めたり4万筆以上の署名を集めたりしてきて検察に「ひき逃げ」での起訴を求めてきた経過があります。

判決後、和田さんの両親は―。

母・真理さん:
「被害者の生命や身体の保護を全く無視した判決だったと思います。最低の判決です。被害に遭って直ちに救護されず買い物に行って構わないなんて、そんな判決、道路利用者の誰もが望んでいないと思います。樹生の救護に遅延を生じさせているのは明らかですので、信じられません。樹生にかける言葉が見つからないです。こんな国に産んでごめんねとしか言えないです」

父・善光さん
「誰に伝えることもなく離れて救護義務違反に当たらないということはちょっと考えられません。なぜ我々の思いというものが司法に届かなかったのか。犯罪の抑止どころか、確定してしまったら、この判決が悪い前例になってしまう」

一方、東京高等検察庁次席検事は「検察官の主張が認められず、第一審判決が覆されて無罪とされたことについては、誠に遺憾である」「判決内容を十分に検討し、適切に対応したい」とコメントしています。

検察は上告を検討するということです。


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Source: 車ちゃんねる
飲酒運転を罰しようという気持ちがない裁判官「飲酒運転免れようとする意志と救護する意志は両立する」

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