自動車整備士の不足が深刻に。都心部では「整備の空洞化」が始まる
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1: 2023/06/12(月) 23:07:27.77 ID:S0yA8IJq0 BE:292723191-PLT(19081)

自動車の安全な走行や維持管理に欠かせない自動車整備。
その職責を担う自動車整備士の不足がいよいよ深刻になってきた。

「東京の都心部では『整備の空洞化』はもう始まっている。何か手を打たないと、近い将来、都心で対応できる整備工場はなくなるかもしれない」
秋葉原駅に程近い一角で、整備工場を営む福井自動車の土田千恵社長(56)はきっぱりとした口調で言い切った。

この10年で都内の自動車保有台数は約440万台でほぼ横ばいだが、車の整備を行う認証工場と整備士数は10%以上減っている。
単純計算で仕事量が1割増えたことになる。

さらに、千代田区のような都心部で、整備工場が請け負うのは、個人の自家用車ではなく、企業の社用車や官公庁の公用車が中心。
福井自動車でも顧客の8割近くが法人だ。

問題は、社用車などの多くを保有する大手リース会社から委託されるメンテナンス料金が安すぎることだという。

土田さんは「委託料は、自家用車と比べてざっくり半分くらい」と明かし、
「単純に2倍働かないと売り上げが同じにならない。安請け合いしてどんどん工場が高稼働になって整備士が疲弊してやめていき、でも整備士不足で新しい人が採れない。
完全に悪循環に陥って疲弊し、経営者の高齢化や後継者不足も相まって廃業を選ぶ同業者が増えている」と話す。

地価の高い都心部では整備工場を畳んでも、マンションやコンビニ経営に切り替えたりしやすいことも廃業を加速させる遠因になっている。
https://www.tokyo-np.co.jp/article/255977?rct=t_news


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Source: 車速報
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