
しかし、アルファードユーザーがいま大いに気になるのが、アルファードのレクサス版ともいえるレクサスLMの存在ではないだろうか。レクサスLMは、基本部分をアルファードと共用するレクサス初のフラッグシップミニバン。しかし、2019年の上海モーターショーで世界初公開されたことからも分かるように、現時点では中国、台湾、タイ、インドなどのアジア専用車となっている。アジアでも高級・大型ミニバンは大人気なのである。
ここでアルファードとレクサスLMのスペックを比較してみると、アルファードは全長4950×全幅1850×全高1945〜1950mm、ホイールベース3000mm。車重2240kg。HVモデルのパワーユニットは、2AR-FXE 2493ccエンジン+2モーターで、エンジンは112kW/206N・m、モーターはフロント105kW/270N・m、リヤ50kW/50N・m。システム最高出力は145kW、最小回転半径5.6m、最低地上高は165mmとなる。
一方、レクサスLMは、全長5040×全幅1850×全高1945mm、ホイールベース3000mm。車重2290kg。LM300hと呼ばれるHVモデルのパワーユニットは、同2AR-FXE 2493ccエンジン+2モーターで、エンジン86kW、198N・m+モーター(F)105kW/270N・m、(R)50kW/50N・m。システム最高出力は120kWで、最小回転半径5.6m、最低地上高は170mmとなる。
つまり、レクサスLMのほうが全長のみ長く、エンジンの出力、システム出力は控え目。ホイールベース、前後トレッド、モーター出力、小回り性などはアルファードと同等というスペックになる。エンジン出力が控え目なのは、アジアでは平均走行速度が日本や欧州に比べて低いからと考えられる。
https://news.yahoo.co.jp/articles/d9e78ad89d53e37852cc7fcc7b248eacf342414e
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Source: 車速報
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