日本の中古車・重機「ユーズド・イン・ジャパン」 1000万円超も海外バイヤーに爆売れ

Unknown

1: 2023/07/20(木) 15:20:44.79 ID:9AbrvKzZ
日本の中古車や重機が「ユーズド・イン・ジャパン」と呼ばれ、海外のバイヤーに高値で取引されているということだ。その理由とは?

■日本の中古車“状態良好” 海外で大人気

 フェラーリにロールスロイス、GTR。さらに奥にはレクサス。高級車がずらっと並んでいる。

 他にも1000万円のポルシェに2000万円のアストンマーチンもある。目を見張るような重厚なボディーの高級車に、駐車場にところ狭しと並べられた車。そして、映画館のような広いスペースには、1200台もの大量のモニターが置かれている。

 実は、ここは日本最大規模の中古車オークション会場だ。

 週に一度開催されるオークションでは、数百万円の車が次々と取引され、毎回5000台以上の車が売れるとのこと。来場者のなかには外国人の姿もある。

 パキスタン人バイヤーの男性は50万円前後の中古車を週に20台、総額1000万円以上も購入するという。

 去年は半導体不足の影響で新車の納期が遅れ、すぐに納車できる中古車の価格が新車を超える逆転現象も起きた。いまだ半導体不足の影響は続き、中古車の価格は高止まり状態となっている。

 パキスタン人バイヤー:「(Q.日本の中古車どうですか?)一番人気です。きれい(整備されていて)状態すごくいい車。一番はすぐ壊れないんです。他の国と比べると、日本の車はすごく人気ある」

 日本で使われた中古車は、メイド・イン・ジャパンならぬ「ユーズド・イン・ジャパン」と呼ばれ、海外と比べ走行距離が短く、車検などもあり整備が行き届いているため状態もよく、海外で大人気。そのため、新車に近い価格で落札される中古車も多くあるという。

■「中古重機オークション」3日間で売上28億円も

 今、人気を集めているユーズド・イン・ジャパンは高級車だけではない。

 のどかな田園風景の中に突如現れた長蛇の列。午前7時の開門と同時に一斉に会場内に入っていく。

 中で行われていたのは、日本最大規模の中古重機オークション。まるでファッションショーのランウェイを歩くかのように、次々と重機が運ばれてくる。

 驚くのは、その値段だ。オークションが始まると、瞬く間に値段が上がり2、3分の間に数千万円の金額が動くこともある。1110万円に1310万円。1790万円のクレーン車。スケールが違う。

 敷地には、全国から集められた重機の数々がある。その数なんと700台、これすべて3日間のオークション期間中に売り切れるという。

 相互通商株式会社 冨塚達也さん:「(3日間の売り上げ)総額はおそらく25億から28億の間になるとは思いますが」

■参加者4割は外国人バイヤー「50年、60年持つ」

 そして、会場で目につくのは外国人の多さ。この日、参加者の4割は東南アジアや中東などに輸出しようとする外国人バイヤーだった。

 バングラデシュ人バイヤーのチョウドリさんは、クレーンがお目当てだ。

 チョウドリさん:「(Q.次の車、大体いくらなら買いたい?)1150万円くらい」「(Q.予想ではいけますか?)ちょっと微妙」

 競りにかけられるのは大型のクレーン車、新品で買うと5600万円。1150万円までなら購入したいと話すが…。

 開始早々、800万円を指している。いくらまで上がるのだろうか。

 チョウドリさん:「(Q.今860万円ですけど?)もうちょっと様子見たほうがいい」

 笑顔を見せ、まだまだ余裕のあるチョウドリさん。しかし…。

 1000万円を突破し、チョウドリさんの予算の1150万まであともうすぐだ。どんどんと上がっていく。現在1190万円でコールが行われているが…1185万円で落札が決まった。チョウドリさんは落札できなかった。

 チョウドリさん:「(Q.どうでした?)残念な結果でした。6カ月前までの値段はそこまで高くなかったんですけど…」

 予算をオーバーしてしまい落札できず…。


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Source: 車ちゃんねる
日本の中古車・重機「ユーズド・イン・ジャパン」 1000万円超も海外バイヤーに爆売れ

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