大人気「N-BOX」でEVを出せないホンダのジレンマ、国内4割を占める最量販車ゆえに冒険はできず
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1: 2023/10/16(月) 09:17:17.83 ID:5gTYqSWi0● BE:866556825-PLT(21500)

大人気「N-BOX」でEVを出せないホンダのジレンマ、国内4割を占める最量販車ゆえに冒険はできず
10/16(月) 5:21配信

https://news.yahoo.co.jp/articles/f2ccb1fd1acd6d2a5abe8fbfd7eb9b70f2638b0f

東洋経済オンライン
国内での新車販売台数で2年連続トップ、軽自動車に絞れば8年連続で日本一の「N-BOX」。ホンダにとっては国内販売の4割弱を占める大黒柱といえる(写真:ホンダ)

 「No.1を今回のモデルでも取れると自信を持っている」

 国内自動車市場で最も人気があるモデルがフルモデルチェンジした。ホンダは10月6日、軽自動車「N-BOX」の新型車を発売した。全面改良は6年ぶりで、今回が3代目となる。

【写真】ホンダは軽商用車「N-VAN」ベースのEVを2024年春に投入する予定

 N-BOXは2023年3月期(2022年4月~2023年3月)の国内の新車販売で、唯一20万台(20万4734台)を超え、2年連続でトップとなった。軽自動車に絞れば、8年連続で販売台数日本一。ホンダにとっては国内販売の4割弱を占める、まさに大黒柱といえる。

 人気の理由は圧倒的な商品力にある。内装デザインの高級感は軽の中で群を抜き、カスタムやオプションの選択肢も幅広い。高速道路でも十分な走力性能と低燃費を両立し、操縦の安定性も高い評価を受けている。近年人気のスーパーハイトワゴンの中で車室空間が特に広いことも、30代の主婦層などを中心に根強い支持を集めてきた。

■「売れなきゃ困る」という現場の声

 今回のモデルチェンジではそうしたN-BOXの魅力をそのまま踏襲した、いわゆる“キープコンセプト“。他方、車載通信機能を持つ「ホンダコネクト」をホンダの軽として初めて採用。すべてのグレードに安全運転支援技術を標準装備するなど、新技術も充実させた。

 「(国内市場において)N-BOXは重要な柱の1つだ。先行公開も含めて大変好評をいただいており、手応えを感じている」。日本統括部の高倉記行統括部長はそう自信を示す。

 販売店からも「受注台数も手堅い水準で推移している。先代N-BOXの良さを引き継いでおり、期待というより売れなきゃ困る」 (関東圏の販売会社幹部)、「我々の販売台数で5割を占めるモデル、しっかり売っていきたい」 (中部圏の販売会社幹部)と強気の声が多く上がる。

 一方、今回のモデルチェンジではN-BOXのEV(電気自動車)版の投入はなされなかった。

 ホンダは2040年までに日本も含めた世界で売る新車をすべてEVか燃料電池車(FCV)にする目標を掲げている。中国やアメリカでは昨年以降、新型EVの投入が本格化している。

 国内独自規格である軽自動車についても、2024年春に軽商用車「N-VAN」ベースのEVを投入。さらに2025年にはハイトワゴン「N-ONE」ベースのEVも投入する予定だ。ただ、本命のN-BOXのEVモデル投入について、現状、ホンダが対外的に明示しているものはなく、「しっかりと検討したい」(高倉部長)というにとどまっている。


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Source: 車速報
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