理由は半導体不足だった。中古車市場では需給が逼迫。2月、中古車の平均単価は前年同月比20.1%アップの100万6000円(中古車オークション最大手ユー・エス・エス)。平均取引価格100万円を超えは初めて。
理由が半導体不足「だった」と記したのは、2月末〜2週間、状況が変わったからだ。
ユーストカードットコムによると中古車価格そのものが、5%低下している。
米マンハイムがレポートする「マンハイム米中古車価格指数」は米国の中古車価格動向を示す。
こちらを見ても、3月に入ってからの15日間で、2月比3.8%の下落。バンを除くすべての主要セグメントで価格下落が見られ、SUVが最も下落した。
話を日本に戻そう。
日本中古車輸出業協同組合(佐藤博理事長)のまとめによると、2021年の中古車輸出台数は2年ぶりに120万台を超えている。
日本中古車輸出業協同組合がまとめた中古車輸出台数を仕向け国別にソートすると、9か月連続でロシアが首位。アラブ首長国連邦とモンゴルがつづく。
なお、経済制裁措置から、2月時点でロシア向け中古車輸出のための配船は停止中。ロシアへの輸出が止まった。
ロシア向け輸出業者は、船積み待ちの落札した車両を再出品して現金化している動きが見られる。
中古車価格の下落と密接に関係する。
https://news.yahoo.co.jp/articles/84b00b03bc8b8c6f4b4cec764aa5569df0e6abe9
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Source: 車速報
中古車価格、下落 2月の最高値一転 ロシア向け輸出減で SUV低下目立つ