これはカッコイイ! 新型「アイゴXプロローグ」ってどんなクルマ?
2021年3月17日、トヨタの欧州法人はAセグメントモデルとなる新型「アイゴXプロローグ」を世界初公開。欧州市場で展開されている「アイゴ」の後継モデルとなりますが、これまで日本市場には導入されていません。どのような特徴があるモデルなのでしょうか
トヨタ新型「アイゴXプロローグ」
幅広いトヨタの国内登録車ラインナップのなかでボトムレンジを支えるのが「パッソ」です。
「ヤリス」よりもコンパクトなボディ、街乗りベストを目指した走り、お手頃な価格などから、デビューから5年が経過している今も安定したセールスを維持しています。
初代/2代目はダイハツとトヨタの共同開発車でしたが、3代目となる現行モデルはダイハツが企画・開発・生産までを一括して担当しています。
その一方で、欧州では別のモデルがトヨタのボトムレンジを支えています。
それが前述のアイゴです。欧州市場のシェア拡大を図りたいトヨタがAセグメント市場に投入したモデルです。
実はトヨタとPSAグループ(当時)との協業で生まれたモデルで、実はプジョー版は「107(初代)/108(2代目)」、シトロエン版は「C1」という3兄弟なのです。
この3台、メカニズムや内装は共通、外観は各々独自のデザインとなっています。
そんなアイゴですが、3代目を示唆するモデル「アイゴXプロローグコンセプト」がお披露目されました。
驚きなのはコンセプトです。現行モデルは純粋なハッチバックでしたが、アイゴXプロローグコンセプトはクロスオーバー寄りのハッチバックに変更。キャラクター的にはスズキ「イグニス」に似ているような気がします。
エクステリアデザインはトヨタの欧州デザインスタジオ「EDスクエア」が担当しています。
全長3700mmとコンパクトなサイズですが、グリルレスのフロントマスクと特徴的なヘッドライト、ボリューム感あるフェンダー、踏ん張り感あるスタンスの良さ、19インチの大径タイヤ&ホイールにより、小さいけど個性的なスタイルに仕上がっています。
ちなみにボディカラーは“唐辛子”をモチーフとした「スパークリングチリレッド」と「ブラック」の2トーンです。
一見、突然変異に見えるものの、よく見ていくと随所同じGA-Bプラットフォームを用いている兄貴分のヤリスクロスとの共通性や、2代目の特徴(縦型のリアコンビランプやガラスハッチ)など、トヨタラインアップの一員であることを感じさせます。
インテリアはガラスエリアから前後シートがチラッと見えるものの、今回はお預けです。恐らく、エクステリアに負けないデザインになっているのは間違いないと思います。
走りの部分はどうでしょうか。実はアイゴXプロローグコンセプトの発表の直前に以下のような発表をおこなっています。
「欧州Aセグメント向けの新型車に『GA-B』プラットフォームを採用する」
「ヤリスとヤリスクロス、そして欧州Aセグメントモデルを合わせて、GA-Bプラットフォームベースの車両の欧州における年間生産台数は50万台を超えると見込んでいる」
この欧州Aセグメント向けの新型車が、アイゴXプロローグコンセプトの量産仕様なのはいうまでもないでしょう。
TNGAプラットフォームは固定部位と変動部位を決めて、複風バリエーションに対応できるのが特徴です。
さらにGA-Bは、ほかのTNGAプラットフォームと比べると、重量/コストを抑えながら高い性能を実現しています。
その強みはアフォーダブルな車両価格が重要視される欧州Aセグメント市場でも大きな武器となるでしょう。
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2021年3月20日 7時30分 くるまのニュース
https://news.livedoor.com/lite/article_detail/19880557/
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Source: 車ちゃんねる
トヨタ新型「アイゴ」、べた褒めされるwwwwwwwwwwwwwww