説明会ではまず中村知美社長が登壇し、2030年までに死亡事故ゼロを目指すなどといった2018年発表の中期経営ビジョン「STEP」の内容を再確認するとともに、「私たちは、スバルらしさをさらに磨き、お客さまにとって『Different』な存在となることを目指す」「地球環境保護をはじめとする社会的責任を果たすため、個性と技術革新によって脱炭素社会の実現に貢献する」と語った。
次いで専務執行役員の大拔哲雄氏が登壇。スバルのこれまでの取り組みや、アイサイトの機能強化や「つながる技術」の導入といった安全性向上のための施策に加え、「2030年代前半に、生産・販売する全てのスバル車に電動技術を搭載する」「2030年までに、全世界販売台数の40%以上を電気自動車(EV)もしくはハイブリッド車にする」「2050年に、Well-to-Wheel(“油田から車輪”の意)で新車平均(走行時)の二酸化炭素排出量を、2010年比で90%以上削減する」という、脱炭素社会の実現へ向けた長期目標を公表した。
同時に、2020年代前半の市場投入を目標にトヨタと共同開発を進めているEVのデザインスタディーモデルも発表された。SUVタイプの四輪駆動車で、スバルは同車について、「先行開発の成果を生かし、ユーザーがスバルに寄せる高い安全性能やAWD性能、悪天候時の走行安定性、Fun to Driveなどといった期待に応える、スバルらしいEVとなる」と説明している。(webCG)
2020.01.21
https://www.webcg.net/articles/-/42296
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Source: 車速報
スバルが新型EVのコンセプトモデルを発表、トヨタと共同開発を進める電動SUV