ポルシェ・エクスクルーシブ・マニュファクチャーがカスタマイズ
これは、新しいオプションの「Paint to Sample」と「Paint to Sample Plus」が可能にするもの。ポルシェのカスタマイズ部門の「ポルシェ・エクスクルーシブ・マニュファクチャー」が、すべてのモデルシリーズにおいて、特別なボディカラーの設定を拡大する。
ポルシェ・エクスクルーシブ・マニュファクチャーは、独創的なカスタマイズテーマに掲げている。専門のスタッフは、内外装を中心にカスタマイズを行う。ライト、ホイール、エンジン、ドライブトレインをパーソナライズできる。さらに、レザー、カーボン、アルミ、ウッド仕上げなど、高品質の素材と幅広い特別な色が用意されている。レザーやアルカンターラ、カーボンファイバー、ウッド、アルミなど高品質の素材を、職人が手作業で加工、塗装、研磨などを行うことによって、オーナーの個性を反映させる1台に仕上げてくれる。
このカスタマイズプログラムは、およそ600種類のメーカーオプションでカバーできない顧客の要望に対応するという。さらに、ポルシェ・エクスクルーシブ・マニュファクチャーは、カスタマイズだけでなく、高品質の素材と最新の製造技術を組み合わせた限定車も少量生産している。
160色以上の標準カラーとスペシャルカラーをラインナップ
Paint to SampleとPaint to Sample Plusの狙いは、何年にもわたって認識できる古典的なポルシェのボディカラーを提供すること。顧客の要望に合わせて、オーダーメイドのボディカラーを作成するオプションもある。ポルシェによると、すべてのモデルシリーズにおいて、160色以上の標準カラーとスペシャルカラーの幅広いラインナップが用意されるという。
ここ数年、特注のポルシェ車の需要が増している。新しいオプションにより、ポルシェエクスクルーシブマニュファクチャーは、この分野の生産体制を強化してきた。ドイツ・ツフェンハウゼンの本社工場では、新しい塗装工程が稼働し、塗料の専門家が複数の成分をミリグラム単位でブレンドして、ボディカラーを開発している。
ツフェンハウゼン工場には、車体と後付けパーツ用に、別々のペイント工程がある。車体の素材としては、主にアルミ、プラスチック、カーボン/グラスファイバー複合素材があり、それぞれに適した塗料や塗装方法、乾燥温度を採用している。
1990年代の964型911のボディカラーも選択可能
復刻設定されるボディカラーには、マリタイムブルー、ルビースターレッド、ミントグリーンなどがある。これらのボディカラーは1990年代、『911』(タイプ964)に設定されていた。Paint to Sampleにより、最新のポルシェ車を、人目を引くクラシック塗装でペイントすることが可能になる。
911シリーズや『718ケイマン』、『718ボクスター』の場合、100以上のボディカラーから選択できる。『パナメーラ』、『マカン』、『カイエン』には50種類以上のボディカラーが用意され、EVの『タイカン』には、ムーンライトブルーメタリック、アシッドグリーン、ルビースターレッド、リビエラブルー、ビオラメタリックなど、65色がラインナップされる。
続きを読む
Source: 車速報
お前らの好きな車のボディカラーは何??