【英誌】「まるで鎖国」…トヨタや日産の「EV出遅れ」が日本経済に大打撃を与える
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1: 2023/05/16(火) 20:37:58.64 ID:nNoaO1nO9

※courrier
2023.5.14
エコノミスト(英国)

かつて、世界のエコカー市場をけん引していた日本の自動車メーカーが、過熱するEV(電動自動車)開発競争では大きく後れを取っている。日本経済の中核を成す自動車産業の停滞の理由を、英経済誌が分析した。

日本の自動車部品メーカー「ジヤトコ」の富士第2工場は、静かな自信に満ちていた。

緑色の床の上できびきびと働く検査員が、車のギアとプーリー(滑車)をチェックし、同社のトランスミッション・システムを完成させる。ロボットが刻印を打った部品が、ベルトコンベアーに載せられる。

ジヤトコでは数十年にわたり、「完璧な車」が造られてきた。ジヤトコのみならず、日本の自動車産業全体がそうだ。「必要なものを、必要なときに、必要な量だけ」供給することで効率化を図る「ジャストインタイム生産方式」の先駆者で、ハイブリッドカー市場をけん引してきた日本は、自動車ビジネスの最先端を走ってきた。

だが、EV(電気自動車)へのシフトという大波が日本を悩ませている。「EVへの移行が大きな変化を呼ぶのは間違いありません。我が社も抜本的に変わらなければならないでしょう」と、ジヤトコCEOの佐藤朋由は言う。

日本の自動車産業と半導体の類似性

充電式のEVやプラグインハイブリッドカー(PHEV)市場の成長は目覚ましいが、いまのところ日本の自動車メーカーはその競争に乗り遅れている。

世界の自動車総販売数に占めるEVとPHEVの割合は、2019年には2.6%だったが、2022年には13%に上昇した。中国など一部の市場ではEVのシェアは20%ほどだが、その一方、日本では2%に過ぎない。EV市場をけん引するのは新興の米テスラや中国のBYD、既存の大手では独フォルクスワーゲンで、日本企業の存在感は薄い。

10年以上前に世界初のEVを発売したのは、日産と三菱だった。にもかかわらず、世界のEV販売台数のトップ20に入る日本企業はひとつもない。世界最大の自動車メーカーであるトヨタですら、1050万台の総販売台数のうちEVは2万4000台に過ぎない(ちなみにテスラは130万台だ)。

さらに2022年には、トヨタ初の完全電気自動車「bZ4X」がリコールに追い込まれた。タイヤが脱落する恐れがあるという欠陥が発覚したからだ。

続きは↓
https://courrier.jp/news/archives/325299/


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Source: 車速報
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