トヨタ・ライズ、ダイハツ・ロッキーにハイブリッドモデルが追加される。
2021年内にも発売される見込み。
ライズとロッキーはBセグメントクラスのコンパクトSUVとして、2019年に発売されたモデル。
いずれもダイハツで生産され、自社販売モデルはロッキー、トヨタにOEM供給されたモデルはライズとしてラインアップされてきた。
https://car-research.jp/raize/suv-2.html
(写真は現行ライズ)
後追いでハイブリッドモデルが追加されるという噂は、発売当初からあったわけだが、その詳細については明らかとされていなかった。
搭載されるハイブリッドシステムは、トヨタのヤリスやヤリスクロスと同じM15A-FXE型となる見込みで、これは直列3気筒1.5L ダイナミックフォースエンジンを採用したトヨタの最新型である。
正直に言えば、ライズの車体にはオーバースペックなのではないか、という印象もあったが、車両重量を比べるとヤリスの1.0 NAモデルが940kg、ライズの1.0Lターボが970kgで、むしろヤリスのほうが少し軽い。
出力性能面では、M15A-FXE型をライズに搭載させることに妥当性はありそうだ。
ただし、価格面ではどうであろうか。
ライズハイブリッドの予想価格としては、Xグレード相当で210万1000円と見ている。
この数字は、現行ラインアップの各モデルの差額から算出したもので、当たらずといえども遠からずの確度はあると考える。
ライズは167万9000円からという、普通車クラスのSUVとしては低価格であることも大きな魅力の一つであった。
これまで、ライズ/ロッキーの1.0Lターボ車は、大ヒットとも言える水準の販売実績を出してきた。
これは、手に届きやすい車両価格と、税負担が1.0L未満クラスかつ1t以下クラスであることも大きな要因であっただろう。
そんななか、ライズハイブリッドが発売されても、それがヤリスクロスハイブリッドの228万4000円に迫る高価格で、なおかつ自動車税と重量税がいずれも上がるとなれば、台数が出るモデルとはなりにくいのではないか。
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Source: 車ちゃんねる
【朗報】2021年内にライズとロッキーにハイブリッドを追加