【海外発!Breaking News】車のハンドルを握ると恐怖で固まってしまう男性、14年かけて運転免許証を取得(南ア)
南アフリカの運転免許証は、まず道路規則などの知識を問う学科試験を行って仮免許(Learner’s licence)を取得する。その後は実際の道路で訓練を行い、仮免許取得から24か月以内に技能試験に合格すると晴れて免許が取得できる。
日本と同様に何度も不合格を経験する人もいるが、モーガン・バートンさん(Morgan Barton)は免許取得までなんと14年もかかったという。彼の免許取得までの道のりを南アフリカのメディア『YOU』が伝えている。
南アフリカのケープタウンに住むモーガンさんは現在31歳、免許取得への道がスタートしたのは14年前の2008年だった。しかし学科試験は合格するも、技能試験で不合格となってしまう。
モーガンさんはハンドルを握ると、不安や恐怖に押しつぶされてしまうというのだ。技能試験に落ち、仮免許の期限が切れるたびに学科試験を受けて再び技能試験に挑むのだが、やはり合格しない。
2015年に技能試験に挑んだ時点で学科試験はすでに4回合格しており、知識はプロ並みのモーガンさんだったが、いざとなると不安に押しつぶされて固まってしまった。当時のことをモーガンさんはこう振り返る。
「震えて汗が出てきました。父の車から降りられないような感じでした。1時間半ほどして、もう無理だと言って帰りました。」
「あの時は、本当にショックでした。何週間も自分を奮い立たせていたのに、それが一瞬で消えてしまった。家まで泣きながら帰りました。役立たずで愚かで、自分が恥ずかしい人間と感じました。」
そして仮免許は失効し、また学科試験に合格しても技能試験に立ち向かうことができずに仮免許が失効するという悪循環に陥ってしまった。
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Source: 車ちゃんねる
【朗報】車のハンドルを握ると恐怖で固まってしまう男性、14年かけて運転免許証を取得