【朗報】マツダ社長「昔には戻らない！」

「昔に戻らない」と力を込めるのはマツダの丸本明社長（６３）。
同社は、販売奨励金による値引きで販売台数を追求した過去から決別し、
高品質ブランド戦略を打ち出している。
「（安売りで価値を）崩すのは一瞬だが、積み上げるのは大変」と新戦略の意義を強調する。

　主力市場の北米でも考え方は共通だ。丸本氏は、
車両は「（保有する）顧客の大切な資産」と指摘。
供給過多で値崩れを起こさないよう、最適な販売台数を模索する。

米南部アラバマ州に建設中のトヨタ自動車との合弁工場では、
「稼働率維持のために生産台数をいたずらに引き上げない」と明言する。