
スバル営業黒字、「米国が想定以上に早期回復」 20年度上期
2020.11.06 日経クロステック
スバルは、2020年度上期(20年4~9月)の連結決算で営業黒字を確保した。当初は営業赤字にならないことを目標にしていたが、実際には306億円の黒字を達成した。
20年11月4日にリモートで開催した20年度上期累計の連結決算会見で、同社社長兼CEOの中村知美氏は、「主力市場である米国の新車販売市場は、
予想よりも速いペースで回復した。その結果、20年度上期には、当初の計画を上回る営業黒字を達成できた」と述べた。
20年度通期(20年4月~21年3月)の業績も、当初の計画を上方修正した。売上高は当初の計画に比べて500億円増加の2兆9500億円、営業利益は同300億円増加の1100億円を計画する。
ただ通期の業績について中村氏は、「計画の達成については楽観視していない」と強調する。その背景には、米国で新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない状況がある。
中村氏は、「米国の新車販売市場が、今後も一本調子で回復するかどうかは不透明だ。米国の駐在員や販売店の従業員などは、日本にいる私たちよりも慎重な姿勢を見せている」という。
このように、主力の米国市場は不安定な状況が続くと見るが、「通期計画の達成には全力を挙げたい」と述べた。
また、ジョイソン・セイフティ・システムズ・ジャパン(旧タカタ)製のシートベルトの品質不正問題について中村氏は、「現在、詳細を調査中だ。状況が明らかになった段階で、
必要な対応をとっていく。リコールなどの費用は、現時点で通期の業績予想に反映させていない」とした。
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Source: 車ちゃんねる
【朗報】スバルが上期黒字wwwwwwwwwwww