
販売期間6年となる現行型シエンタは、2021年6月頃に一部改良が予定されている。
これにより現行型の販売は、まだしばらくは続くことになる。
一方で、TNGAを導入した後継モデルが後に控えており、シエンタのフルモデルチェンジは2022年にも実施される見込み。
https://car-research.jp/sienta/fmc-2.html
(写真は現行シエンタ)
数あるTNGAプラットフォームのなかでも、シエンタに導入されるのはGA-Bで、プリウスやレクサスUXなどのGA-Cよりも一回り小さいサイズとなる。
GA-Bは既にヤリス、ヤリスクロスで採用実績があり、さらに2021年夏にフルモデルチェンジ発売される予定のアクアもこれをベースに開発されている。
トヨタの車種は着々とTNGA世代のプラットフォームに切り替わっていき、順番的に次にTNGA導入されるのが、このコンパクトミニバンのシエンタとなる。
既にGA-Bプラットフォーム車種で実績のあるダイナミックフォースエンジンが次期シエンタでも搭載される。
コンベンショナルのM15A-FKS型と、ハイブリッドのM15A-FXE型が用意されており、特に後者は世界最高水準の熱効率41%を達成している。
いずれもメインユニットとなるのは、1.5Lの直列3気筒ガソリンエンジンで、現行型シエンタの4気筒エンジンから大きく刷新される。
ダイナミックフォースエンジンは、ヤリスなどでは燃費を重視したセッティングが行われてきたわけだが、ミニバン車種のシエンタではボディサイズも大きく乗車人数も増える。こういったことから、ある程度はパフォーマンス重視にセッティングされる可能性がある。
ハイブリッド仕様に電気式4WDのE-Fourが用意されているのもダイナミックフォースエンジンの特徴の一つである。
現行型シエンタでは、4WDを求めるユーザーはコンベンショナルエンジンしか選択肢が用意されていない。
次期型ではハイブリッドにE-Fourが用意され、これはトヨタブランド全体としての電動化率を向上させることにもなる。
さらに、SUV志向のシエンタクロスも計画されている。(続きあり)
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Source: 車ちゃんねる
【朗報】シエンタ、フルモデルチェンジでTNGAとダイナミックフォース導入へ