台湾の有名な観光地・九?に自動車で訪れた日本のYouTuberの動画が、現地台湾で反響を呼んでいるようだ。
台湾では近年、自動車やバイクの運転が荒っぽいことが社会問題となっており、米メディアに「歩行者の地獄」と報じられたほか、スイス外務省からも渡航者に警告が発せられている。また、毎日新聞によると、人口当たりの交通事故死者数は日本のおよそ6倍に上るといい、日本台湾交流協会も「台湾在留邦人安全の手引き」の中で「(台湾のドライバーは)歩行者よりも車両を優先する傾向があり、日本と比べて運転マナーが良くないことを常に意識すること」として注意を呼び掛けている。
そうした中、台湾メディアのTVBS新聞網が5日、「皮肉!日本のYouTuberが九?をドライブ、歩行者に道を譲ったら『プップー』」と題する記事を掲載し、ある日本人YouTuberの動画を紹介した。動画には、男性が横断歩道の前で止まり、「どうぞどうぞ」と言いながら歩行者に道を譲ったところ、後ろのバスからクラクションを鳴らされる様子が映っている。男性は「台湾だと車優先という感じで、こうやって止まってると鳴らされたりする」と説明した。
記事によると、この動画はSNSで転載され、台湾のネットユーザーからは「台湾には歩行者優先のルールがあるが多くの問題を抱えている」「(台湾が)日本のようになるには10年以上かかる」といった声が上がっているという。
記事は、台湾の交通について外国人観光客から「(台湾の自動車は)急発進、急停車が多くて危ないと思う。日本の方が安全。台湾では自動車やバイクがとても多い」(日本人)、「ここ(九?)はそれほど安全ではないけど、台北市内は安全。私は信号を守っているから」(米国人)、「場所による。ほとんどの場所は素晴らしいと思う」(マレーシア人)、などの声が上がったことを紹介した上で、「国境が開き観光業が復活したら、交通はもはや国内問題ではない。観光客の台湾への印象に影響する」と伝えた。(翻訳・編集/北田)
Record China 2023年6月7日(水) 22時0分
https://www.recordchina.co.jp/b915233-s25-c30-d0052.html
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Source: 車ちゃんねる
【悲報】日本人が台湾で車を運転、横断歩道を渡る歩行者に道を譲ったら後ろからクラクション鳴らされる