
マクラーレンと組んで2015年にエンジンサプライヤーとしてF1復帰を果たしたホンダだが、5年目を迎える現時点においてもまだフェラーリやメルセデスのエンジンと本当に肩を並べるレベルには至っていないようだ。
マルコは、燃料パートナーであるエクソンモービルが日本GPの舞台となった鈴鹿で新F1燃料したものの、それでもまだ十分ではないとドイツの『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』に次のように語った。
「予選では明らかにまだ我々の方が後れをとっている。とりわけ、フェラーリに対してはね」
「我々は彼らに対してストレートでコンマ8秒失っていた。だが、決勝ではメルセデスとほぼ互角だよ」
マルコはさらに、F1レギュレーションが大きく変わることが予想されている2021年以降もホンダがF1活動を継続するかどうかはまだ不透明な状況だと次のように続けた。
「彼らは新しいレギュレーションが明らかになるまで待っているところだよ。その後、彼らはすべてを分析し、決断を下すことになるだろう」
マルコは、エンジンサプライヤーのコスト削減がどうなるかということが、ホンダが分析を行う上で「非常に重要」な要素になるだろうと考えている。
「仮にコストが下がらないようであれば、ほとんど誰も残らなくなるだろう」とマルコは付け加えた。
とは言うものの、コスト削減のためにエンジン開発を凍結してしまうような策に出るのは早計だとマルコは考えている。
「(開発)凍結は、全員が同じレベルである場合に初めて機能するものだ」
そう語ったマルコは次のように結んでいる。
「現時点ではフェラーリが予選でメルセデスを含むすべてのライバルを寄せ付けない状態だからね」
10/15(火) 18:59配信 TopNews
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191015-00000005-fliv-moto
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Source: 車ちゃんねる
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