黒いゴムが行ったり来たり……なんでクルマのワイパーって進化しないのよ!?

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1: 2023/02/06(月) 18:24:47.49 ID:BW8QbpiQ9
2023年2月4日 / コラム
 昭和の生まれのオッサン世代は最近のクルマの装備がまるで分からんが、唯一親近感(?)を覚えるのがワイパー。黒いゴムで窓を拭きとってくれる仕組みは、免許を取ったあの頃とまるで変わらない。それにしてもなんでワイパーは進化しないのか。その理由を考えてみた。
文/ベストカーWeb編集部、写真/ボッシュ、Adobestock、ベストカーWeb編集部(トビラ写真=Елена Гурова@Adobestock)

■進化してないわけじゃなくて競争に勝ち残ってきた!

 偉大な技術をいくつも発明してきたドイツのロバート・ボッシュ社。ここが自動車用ワイパーの歴史をまとめていて、それによるとワイパーは、1903年にアメリカの女性実業家メアリー・アンダーソンが発明したと記されている。
雪の日にニューヨークの路面電車に乗っていたメアリーは、運転手が前を見るのに苦労する姿を見て、車内からゴムの付いた棒を動かし、窓が拭ける仕組みを思いついたという。
 それ以来、「棒状のゴムで窓を拭く」という自動車用ワイパーが実用化され、120年もの長きに渡って採用され続けてきた。この間、それに代わる技術が検討されなかったわけじゃない。
強力な風を吹き付けて水を吹き飛ばしたり、ガラスを震わせて水滴を落とすという特許も出願されたが、ゴム製ワイパーに代わるだけの効果を持つには至らなかった。ガラス表面に撥水剤を塗るいわゆる「液体ワイパー」も、半永久的に効果を持続させることは非常に難しいようだ。
 つまりゴム製ワイパーは進化しなかったわけじゃなく、「進化の競争に勝ち残ってきた」といえる。実際、目立つものではないが、ゴム製ワイパーはその原理の上で着々と進化し続けてきたのだ。

■1920年代に電動化、1970年には雨滴感知式ワイパーも!
https://bestcarweb.jp/feature/column/591654


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Source: 車ちゃんねる
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