高速PAにあふれる大型車、指定配達増え8時間以上駐車…スペース増設追いつかず
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1: 2022/06/09(木) 09:34:34.35 ID:vu9z8uVA9

読売新聞2022/06/09 09:07
https://www.yomiuri.co.jp/economy/20220609-OYT1T50078/

中日本高速道路が、サービスエリア(SA)やパーキングエリア(PA)で、大型車用駐車スペースの増設を進めている。長時間駐車するトラックが増え、スペース不足が深刻化しているからだ。背景には時間指定配達の増加や、休憩時間確保などに対応するため、運転手がSAやPAで時間調整を余儀なくされている実態がある。(佐野寛貴)

1日午前0時半ごろ、伊勢湾岸道・刈谷PA(愛知県)は、駐車中の長距離トラックでひしめきあっていた。駐車スペースが足りず、車線上や、乗用車向けの駐車枠に止まっているトラックも散見された。

中日本高速の担当者は「車両同士で接触事故を起こす危険もある。『車を出せない』と苦情が来ることも」と話す。

中日本高速によると、管内のSAやPAの大型車用の駐車スペースは約1万2000台分。この4年間で約1割(約1000台分)増やしたが、平日の夜間を中心に混雑が慢性化している。

東名高速道・海老名SA(上り、神奈川県)で昨年12月、平日の混雑具合の平均を調べたところ、午後9時~未明の間は148台分のスペースが全て埋まっていた。このうち約6割は8時間以上の長時間駐車だった。駐車スペースが見つけられなかったトラック約80台は、通路や普通車のスペースに駐車していたという。

中日本高速は2022年度にさらに180台分のスペースを増設する計画だが、担当者は「スペースを増やしてもそれ以上のペースでトラックがやってくる」と、いたちごっこの状態に危機感を募らせている。

中日本高速によると、21年の大型車通行台数は1日あたり約43万台で、コロナ禍前の18年(約43万台)、19年(約44万台)とほぼ同水準だ。国内の貨物量は緩やかな減少傾向にある。

それでもSAやPAの駐車スペース不足が深刻化しているのは、荷主が求める厳しい条件に、トラック業者がしわ寄せを受けている現状があるからだ。

一度に多くの荷物を運ぶ方が効率的だが、国土交通省によると、トラックの輸送能力のうち、実際に荷物を積んでいる割合(積載効率)は現在、4割を切る。
(長文のため以下リンク先で)

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Source: 車速報
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