車ヲタク「こんなのGTRじゃない！クラウンじゃない！」 ←これキモいよな

そもそもGTRのコンセプトってGTカー（スカイラインGT）のレーシング仕様な訳で、要はレースに勝つために作られた車
ハコスカの時代はFRは対応できたが、それができなかったからR32でATTESAが開発された
そして他の車もどんどん高性能化して、ライバルのGTカーが300馬力、400馬力が普通になっている中でスカイラインというFRベースのセダンに留まっていたらレースに勝てない
ドイツ車のスポーツモデル（AMGやM、RS）とも競合するので勝ち目が無い
だからガチガチのレース仕様としてツインターボ詰んで四駆にして1000万～2000万で出すのはGTRとしての正解以外の何者でも無い

クラウンだって同じだ
元々は「乗用車を正当進化させた高級車」のコンセプトで作られていた訳で、いつかはクラウンのキャッチフレーズで親しまれていた
要はユーザーの求める物は何か、それが長期的に反映される車がクラウン
元々は乗り心地や快適性能を重視していたが、これもまた高性能化によって低価格帯の車でも快適性が担保されるようになった
そこで出したのがゼロクラウン
スポーティなスタイル、そして走行性能を持って今もなお中古車市場では人気だ
しかしその時代は220系クラウンの売れ行き不調で幕を下ろしたとトヨタは判断した
これから求められる物は安全性、デザイン、そして燃費だと、それで出したのが新しいクラウン
時代を反映させて進化させているだけなのに、昔と違うからって否定するのは愚の骨頂だわ