覚えてる? 免許証の「2つの暗証番号」一体いつ使う? 3回間違えたら“申し出”が必要!? ICカード化された免許証の機能とは
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1: 2022/10/18(火) 22:32:11.62 ID:E3iH6DQI9

2022.10.15 くるまのニュースライター 田中太郎

2007年から順次導入されているICカードタイプの運転免許証。一体どういった仕組みなのでしょうか。

一体何が違う? 「ICカード免許証」とは

 クルマを運転する時に必要なのが運転免許証ですが、実は2007年からICカード免許証が導入され、2010年1月以降は、すべての都道府県でICカードの運転免許証が発行されています。
 
 では具体的にどういったものなのでしょうか。

 現在導入されているICカード免許証には、顔写真の横のあたりにICチップが埋め込まれています。

 免許証の大きさは以前のものとほぼ同じですが、ICチップが埋め込まれた分、やや厚みが増しています。

 かつては、一見しただけでは判別できない精巧な偽変造免許証が出回り、他人名義の免許証を用いて銀行口座の開設や振り込め詐欺などの不正に使用されていました。

 そんななかICカード化されたことで偽造や変造が極めて困難に。

 またICチップには氏名、本籍、顔写真や免許種別など免許証に記載されている情報が記録されていますが、本籍の情報はICチップのみに入れられ、免許証表面の本籍欄はプライバシー保護の観点から廃止されました。

 一方で、免許証がICカード化されたことにより、意図しない場面でデータを読み取られるリスクが生じたため、暗証番号の設定が求められるようになりました。

 暗証番号は免許証の新規交付や更新の際に、自分で4桁の番号をふたつ設定します。

 ひとつ目では、氏名、生年月日、運転免許証交付年月日、有効期間、運転免許の種類、運転免許証番号が確認でき、本籍と顔写真については、ふたつ目の暗証番号の両方を入力しなければ確認できないようになっています。

 暗証番号を利用する機会は、現状ではまだ多くないかもしれませんが、市町村や銀行などでの本人確認に用いられることがあります。

 たとえば、三菱UFJ銀行ではスマートフォンを使用して口座開設をする場合など、非対面で本人確認をおこなう際に、運転免許証のICチップを読み取ることで、本人確認書類の撮影や個人情報の入力の一部を省略できるといいます。

 ところで、この暗証番号を忘れてしまったり、変更したくなったりした場合はどうなるでしょうか。

 SNSでも「免許証の暗証番号なんて覚えてない…」「不意にくる『免許証の暗証番号2つ確認』って心臓に悪い」などふとした時の手続きで暗証番号が求められるケースがあるようで、忘れてしまったというユーザーの声も見られます。

 これについて、警視庁は「暗証番号を3回続けて間違えるとICチップは読めなくなります」とウェブサイトで呼びかけており、個人情報保護の観点から電話での照会には応じられないと説明しています。

https://kuruma-news.jp/post/559711


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Source: 車速報
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