若者世代も5人に1人はドライブ好き 「若者のクルマ離れ」ではなく「お金の若者離れ」が真実だ

wakamono_hanareru_car

1: 2021/05/21(金) 22:33:38.15 ID:tJlmJd599
>>2020年12月2日~12月9日の8日間、2021年の新成人(2000年4月2日~2001年4月1日生まれ)に対し、新成人のカーライフ意識調査をインターネットリサーチで実施した1000名の有効回答に基づいたデータ

 若い世代に多いとされている「クルマ離れ」。

 いまの若者はクルマに関心がなく、欲しいとも思っていないかのようにいわれているが、昔だってクルマを所有していた人みんなが、
「根っからのクルマ好き」であったわけではなく、多くの人が「必要だから」もしくは「便利だから」クルマを所有していたはずだ。

 「道具」としてのクルマの存在意義は、いまも昔もそれほど変わってはいないんじゃないだろうか。

 ではなぜ、「若者のクルマ離れ」といわれるようになってしまったのか。ソニー損保が行った「2021年新成人のカーライフ意識調査※」に基づき、考察してみよう。

■若者の意識が大きく変わったわけではない
 2021年に新成人となった方々の運転免許保有率は51.3%(男性51.4%、女性51.2%)と、
約半数が自動車免許を持っている。そのうちマイカー所有率は14.4%、7人に1人がクルマを持っていることになる。

 参考に、10年前の2011年では、免許保有率は51.8%(男性54.8%、女性48.8%)、マイカー所有率は25.3%、4人に1人が持っていた。
2021年と2011年の2点のみの比較では、結論付けは難しいが、「免許証は保有するも、マイカーを持たない新成人が増えている」とはいえそうだ。

 「車を持ちたいと思った理由」としては、買い物や通勤・通学・旅行などでの利便性の高さ、つまり「移動の道具」といった理由が60%に近く、
情緒的な「運転、ドライブが好きだから」といった理由は、その下だ。
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ただし2011年時点でも、「単なる移動手段としての道具」という回答が60.3%であり、この10年で若者の意識が変わった、ということではない、ということがわかる。

■クルマは「経済的負担が大きい」
 一方、「クルマを購入するつもりがない」と答えた新成人に聞いた、
「車を持ちたいと思わない理由」としては、車両価格や維持費の高さといった経済的負担を半数以上が挙げている。
また、事故などのトラブルを回避したい、そもそもクルマは必要ない、という意見も次いで多かった。
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 「クルマを所有する経済的な余裕がない」という問いに対しても、61.9%が「肯定」しており、新成人の半数以上は「お金」の心配をしているようだ。

■「クルマの価格が高くなり過ぎた」ことが原因
 しかし、若者のクルマ所有率が減っている直接的な要因は、他にある。現代のクルマは、昔よりも「手の届きにくい存在」になっているのだ。
大卒初任給は、30年かけて4万円ほど増えた。だが車両価格は、初任給の増加よりも高い比率で上昇しており、
たとえば代表的な大衆車「トヨタカローラ」の場合だと、この30年で、118万円から193.6万円へ、約1.6倍も価格が跳ね上がっている。
https://img.bestcarweb.jp/wp-content/uploads/2021/04/14134541/2a5065da55402c8bf131df2f99527c18-600x287.jpg

 消費税の影響(3%が初導入されたのは1993年4月、5%化は1997年4月、8%は2014年4月、10%(標準税率)は2019年10月)もあるが、
衝突安全性能を高める装備の標準化や、ナビゲーションなどの情報装置、さらには運転支援技術など、安心・安全なクルマへと進化した結果、昔よりも高価な存在となってしまった。

 そのうえ現代は、他にもいろいろな娯楽がある。価値観の変化や、都市部への人口集中など、
いろいろな複合要素も合わさって、若い世代にとってクルマは「欲しいけど、高いし、無理して買わなくてもいいかな」くらいの存在となってしまったのではないだろうか。

(以下略、全文はソースにて)
https://bestcarweb.jp/feature/column/272387


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Source: 車ちゃんねる
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