
1930年代にアメリカで開業したドライブインシアターは、50~60年代に同国で大ブーム。90年代には日本でも20カ所を越える施設が誕生したが、映画レンタルの普及などを理由に衰退し、2010年には国内のすべての施設が閉鎖された。
しかし今、新型コロナウイルスで3密を避けられるイベントとして開催が増加。最近では、お笑いライブを車内から鑑賞する『よしもとドライブインシアター』などの変わり種イベントや、「イオンシネマ」を擁する商業施設「イオンモール」駐車場でも開催されることに。
カーステレオのFMラジオ周波数に合わせて音声を流し、おしゃべりしながら映画鑑賞。そして、拍手の代わりにパッシングをするなどドライブインシアターならではのマナーは、若者には未知なるエンタテインメントとして目に留まった。
周囲で10~20代の若者に「ドライブインシアターを知っているか?」と訊ねると、「ドライブしながら映画気分のこと?」「ボンネットに寝転んで映画を観るイベント?」といった感想に。しかし、その安全かつ気軽に非日常が楽しめる実態を知ると、彼らも興味を持ったようだった。
直近では、12月11日に「イオンモール四條畷」(大阪府四條畷市)で開催され、上映作品は、感動作と話題を呼んだディズニー&ピクサー映画『2分の1の魔法』。
会場は、イオンモール四條畷L駐車場で、19時開演。料金は1台3300円(ポップコーン・ドリンクが2セット付)。
Lマガ 2020.12.9
https://www.lmaga.jp/news/2020/12/191689/
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Source: 車速報
懐かしのドライブインシアター、再ブームで新世代にもヒット