平成の遺物? 麻薬的魅力?? クルマ好きが忘れられない「ドッカンターボ」な名車3選
1: 2022/04/17(日) 20:24:01.04 0
1979年に登場した日産セドリック/グロリアに初搭載された“ターボエンジン”。
過給器のターボチャージャーを装着し、排気ガスを利用してタービンを回すことにより、空気を圧縮して体積あたりの酸素量を増やして、より燃料を燃焼させてエンジン出力を増大させるシステムだ。
1980年代、つまり昭和のターボエンジンは、パワー向上させるメリットがある反面、一旦エンジン回転数を下げてしまうと、アクセルを踏んでもターボが効果を発揮するまで時間が掛かる「ターボラグ」という現象が発生した。
この「ターボラグ」が原因で、エンジン回転が再び回り突然パワーが発生することを「ドッカンターボ」と名付けたのだ。このドッカンターボは昭和のクルマだけでなく、平成に入ってからも存在した。
ここでは、平成に登場したクルマの中からドッカンターボの名車3選をピックアップし、まだ中古車で手に入れられるかどうかも紹介する。
https://bestcarweb.jp/usedcar/408516
平成のドッカンターボとして、まずピックアップするのは1990年に登場した日産パルサーGTI-R。
パルサーGTI-R は、N14 型パルサーのハイパフォーマンスモデルとして、年産5,000 台以上の量産車で戦われる「グループA」規定での世界ラリー選手権(WRC)への参戦を織り込んで開発されたモデルだ。
全長3,975mm×全幅1,690mm×全高1,400mmという5ナンバーサイズのボディに最高出力230ps、最大トルク284Nmを発生するSR20DET型2L直列4気筒DOHCターボエンジンを搭載。
エンジン上部に大型インタークーラーを収めて、ボンネットには巨大なフードバルジがハイパフォーマンスモデルの象徴と言える。
駆動方式はFF(前輪駆動)をベースとした電子制御4WDシステム「アテーサ」を採用。4WDの駆動方式を採用していたものの、コンパクトなボディにハイパワーエンジンを搭載しており、その走りはスパルタンそのものだった。
1991年からWRCに日産ワークスとして参戦したものの、最高位は翌92 年のスウェディッシュラリーの総合3 位。残念ながら、熟成を待たずにこのシーズンで撤退し、たった2 年の活動に終わった悲劇のマシンと言える。
現在、パルサーGTI-Rの中古車はわずか1台だけが流通していて、価格応談となっている。かつては手頃な価格で買えるホットハッチだったが、もう手が届かない存在となってしまった。
no title

no title


続きを読む
Source: 車ちゃんねる
平成の遺物? 麻薬的魅力?? クルマ好きが忘れられない「ドッカンターボ」な名車3選

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事
このエラーメッセージは WordPress の管理者にだけ表示されます

エラー: フィードが見つかりません。

アカウントを接続するには、Instagram Feed の設定ページに移動してください。