
1位はトヨタ・プリウス。エクステリアデザインで不評とされた前期型が後期型になりフェイスリフト。新デザインでの販売実績は概ね良好で人気回復か。
全体的には、トールワゴンタイプの2ボックスカーが上位を占め、日常での使い勝手や積載能力を重視したクルマ選びの傾向が強く表れた。
中でもコンパクトな車体のものが人気で、ダイハツ生産のトール、トヨタ・ルーミー/タンク、スバル・ジャスティの4姉妹モデルが売れている。
同タイプボディ、あるいは一回り大きいホンダ・フリード、トヨタ・シエンタ、スズキ・ソリオといった車種も好調である。
コンパクトSUVでは、ホンダ・ヴェゼルとトヨタ・C-HRが競ってきたが、僅差でヴェゼルが勝利。トヨタでは、新型RAV4、ハリアーといった一回り大きいSUVモデルも好調でこれらにユーザーが引き寄せられた可能性がある。
プレミアムブランドのレクサスでは、エントリーSUVのUX250hだけでなく、新型セダンのES300hがランクインしているのが印象的である。
2019年下半期は、マツダ・アクセラを後継するMAZDA3の販売台数が本格的に加算されていくことになり、順位を上げてきそう。
さらに、同じCセグメントではトヨタ・カローラもこれからセダンとワゴンのフルモデルチェンジが実施される予定となっている。
また、姉妹モデルについては、合計での販売台数が多く、多チャンネル販売の強さを感じる。トヨタは販売チャネルを統合していく方針であるが、車種そのものを減らすことはリスクがありそう。
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Source: 車速報
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