世界で注目された「アイオニック5N」…強い出力にドリフトまで、電気自動車も運転おもしろい

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1: 2023/07/23(日) 18:12:18.74 ID:eFHZHJg/
シュー。スタートと同時に奇異でかすかな電気モーターの音とともに背中がシートにぴったりくっついた。後から押されるというより前に吸い込まれるような感じに鳥肌が立った。豪雨で路面がびっしょり濡れていた上に出力まで強く、ハンドルを握ったヒョンデ(現代自動車)の高性能車試験チーム責任者のクォン・ジョンヒョク氏がアクセルを少し深く踏み込むと後輪が左右にすっと滑って揺れ動いた。勾配のある英グッドウッドヒルクライムレーシングトラック1.86キロメートルを走る間、静かでおとなしい電気自動車も「運転する楽しさがある」という事実を悟った瞬間だった。

◇ヒョンデの高性能ブランド初の電気自動車

筆者が乗った車はヒョンデの「Nビジョン74」。この車はヒョンデが昨年5月に公開した水素電気ハイブリッドスポーツカーだ。リチウムイオンバッテリーと水素を利用して電気を作る燃料電池を持った高性能電気自動車だ。後輪の左右にひとつずつ取り付けられた電気モーターは普段はバッテリー、急加速と高速走行時にはバッテリーと燃料電池の両方から電力を得て使う。最高出力は670馬力、最大トルクは91.8kg・m(エンジン車換算)に達する。この車は下半期に市販予定のヒョンデの高性能電気自動車「アイオニック5 N」と最も似ている。

Nビジョン74とアイオニック5Nは基本的にモーターで駆動する電気自動車のため変速機はないが、仮想で変速感を感じさせた。ヒルクライムトラックコーナーを前に減速するとNビジョン74はエンジン車のようにギアを低くしてエンジンブレーキをかける状況をサウンドと抵抗、断絶感で驚くほど感じさせる。高性能電気自動車の冷却と制御、バッテリー管理ノウハウもまたアイオニック5Nと共有する。最後に決定的な共通点がある。まゆ毛がはためくほど速く、口元が上がるほどおもしろい。

Nビジョン74に試乗したのは英国最大の自動車イベントのグッドウッドフェスティバルオブスピードでだ。13日にヒョンデはイングランドのウェストサセックス州のグッドウッドハウスでアイオニック5Nを世界で初めて公開した。ヒョンデは今回のグッドウッドフェスティバルで▽Nスタンド▽ジェネシス展示館▽ジェネシスハウスを運営したが、核心は断然Nスタンドだった。ここではアイオニック5N2台をはじめコンセプトカーである「RN22e」「Nビジョン74」を展示した。会場を訪れた現代自動車グループの鄭義宣(チョン・ウィソン)会長は「アイオニック5Nは開発過程も運転もおもしろかった」と強調した。

この日ヒョンデは「Nムーブメント」セッションを通じてアイオニック5NとNビジョン74など合計4台で、後輪を滑らせ自動車の方向を変えるドリフトショーに出た。レーサーと研究員ら全員韓国人がハンドルを握った4台のNが後輪から白煙を上げる珍しい風景を披露した。電気自動車でもドリフトが可能だという事実に観客は歓呼し、主宰者は祝砲でこたえた。アイオニック5Nはボタンを押して10秒間隔で10秒間使える「Nグリーンブースト」モード基準で最高出力は650馬力、最大トルクは78.5kg・m(単純換算値)だ。時速100キロメートルまでの加速時間3.4秒、最高速度時速260キロメートルで、数字上では高性能電気自動車の代名詞となったポルシェのタイカン(最高出力550馬力、最大トルク86kg・m、100キロメートル加速3.7秒)より優れる。アイオニック5Nが市販されれば高性能電気自動車市場の地図を変えられるという話だ。このためNブランドは今回グッドウッドに参加したどのブランドより注目されていた。

中央日報日本語版 2023.07.23 12:34
(1)https://japanese.joins.com/JArticle/306920
(2)https://japanese.joins.com/JArticle/306921

※関連スレ
【ヒョンデ】650馬力!現代自動車 「アイオニック」を初公開 [7/14] [ばーど★]
http://lavender.5ch.net/test/read.cgi/news4plus/1689306001/


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Source: 車ちゃんねる
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