ミツオカ・バディは、2019年4月に発売された現行型「トヨタRAV4」をベースに、独自のデザインで仕立てられたカスタマイズカー。ミツオカブランドでは初のSUVとなる。
開発コンセプトは、「自然体でサラリと乗りこなせる相棒」。最大の特徴は遊び心を表現したというエクステリアで、「1970~1980年代のアメリカンSUV」をモチーフとしたフロントフェイスやリアデザインが与えられている。それらパーツの成形に際して、これまでミツオカが得意としてきたFRPだけでなく、金型を使ったABS樹脂やPP(ポリプロピレン)を採用したのもニュース。ツートンカラーを含む豊富なボディーカラー(全18種類)もセリングポイントのひとつである。
今回公表されたボディーサイズは、全長×全幅×全高=4730×1865×1695mm。ベースとなるトヨタRAV4に対して130mm長く、10mm幅広く、10mm背が高くなっている。
一方インテリアは、バディ専用の「レザーシート&トリムセット」をはじめとするドレスアップオプションが用意されるものの、基本的にRAV4のものと変わらない。パワーユニットや足まわりといったメカニズムもベースモデルと共通だ。
バディのラインナップと価格は以下の通り(※印は、装備の点で対応するトヨタRAV4のグレード名)。RAV4の中でも特にオフロード走破性に優れる「アドベンチャー」に相当するグレードは用意されない。
【2リッターガソリンエンジン車】
・20ST(FF ※X):469万7000円
・20ST(4WD ※X):489万2800円
・20DX(4WD ※G):531万3000円
・20LX(4WD ※G“Zパッケージ”):549万4500円
【2.5リッターハイブリッド車】
・ハイブリッドST(FF ※ハイブリッドX):525万0300円
・ハイブリッドST(4WD ※ハイブリッドX):547万1400円
・ハイブリッドDT(4WD ※ハイブリッドG):589万9300円
デリバリーの開始時期は、2021年の6月になる見込み。バディは限定モデルではないが、ミツオカの生産キャパシティーは年150台(2021年は50台、2022年以降は150台)とされており、これを超える注文はウエイティングリストに回ることになる。(webCG)
2020.11.26
https://www.webcg.net/articles/-/43683
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Source: 車速報
ミツオカ初のSUV「バディ」が正式デビュー 配車は2021年6月から