1: 2023/07/28(金) 19:41:02.14 ID:1jSS8LvN9
7/28(金) 19:33配信
Webikeプラス

2022年をもって、1992年から30年に渡り日本のネイキッドスポーツを牽引してきたCB400スーパーフォア(SF)が生産終了になった。一時代が終わった節目にCB400SFの源流を探ってみたい。特に注目したいのは、CB400SFの前身となったCB-1のさらに前のCR-1だ。

CR-1はHRCよりも早くアルミツインチューブフレームを採用

ネイキッドブームを生み出したのは1989年発売のカワサキ・ゼファーと言われているが、それ以前からネイキッドモデルを開発する試みがあったのはご存じだろうか。ゼファーの一か月前にホンダはCB-1を発売しており、これをネイキッドの元祖という声もある。

社会現象になる程のブームを巻き起こしたゼファーに対してCB-1は不発に終わり、ネイキッドブームの立役者は「ゼファー」の功績となったことは説明するまでもないだろう。一旦、ホンダ流ネイキッドに"No"が突きつけられた形だが、1992年発売のCB400スーパーフォアで見事逆転を果たしている。

カワサキとホンダのネイキッドに対するアプローチは正反対と言えるものだったが、その発端は1984年のCR-1にあると筆者は見ている。なんとこれが、HRCが実戦投入する前にアルミツインチューブフレームを取り込み、2スト500ccエンジンを搭載したNSR500ネイキッドとも言える過激なコンセプトだったのだ。

この流れからアルミフレームを採用した1987年のブロス、1988年のVT250スパーダが発売されたと考えられる。カウルレス(ネイキッドの前はこう呼ばれた)モデルにしては過剰な装備と言えるが、"技術勝ち"なホンダらしいアプローチだろう。
ネイキッドに求められていたのは「ありふれたバイク」だった

超最先端だったアルミツインチューブフレームを採用していたCR-1に対し、CB-1はスチール製ダイヤモンドフレームを採用した。ブロスとスパーダのセールス状況から、「アルミは過剰」と判断したと思われる。それでもダイヤモンドフレームやセパレートハンドル、モノサスといったスポーツバイクの基本を踏襲した。

スポーツバイクのカウルレスモデルとして生み出されたCB-1が、ネイキッドの元祖であるゼファーに勝てなかったのは何故か? その答えはCB400SFとの違いで全て説明できるだろう。CB400SFはCB-1より全面的に先祖返りしているのがポイントになる。

CB-1のツインチューブフレーム的な構造のダイヤモンドフレームはCB400SFではダブルクレードルフレームに、セパハンはパイプハンドルに、モノサスはツインショックになっており、昔ながらの普通のバイクのスタイルを再現している。そして、これこそがゼファーが大ヒットした要因なのだ。

ただし、ゼファーは「最後まで営業側から"何かセールスポイントはないのか"と言われる始末だった」(開発者)という惨めな船出だったという。レプリカブーム下で普通のバイクを出すことを貫くのは、たくさんの新技術を盛り込むことよりも困難な仕事だったはずだ。

長文につき後はソースで
https://news.yahoo.co.jp/articles/cefb5a8319b4812a40128ab7bc0aa7132144e380


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Source: 車ちゃんねる
ホンダCB400SF生産終了! 1984年のCR-1から CB-1を経てデビューに至るネイキッドブーム前夜を振り返る

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