
【関連写真】長年ホンダ最上級車に君臨!! 歴代レジェンドの特長は?
2019年10月の販売台数は23台に留まるなど、ホンダのレジェンドが販売面で苦戦している。NSXという特異なスポーツカーを除けば、ホンダ最高級モデルとなる同車だが、販売実績が象徴するように、若干影が薄いモデルとなっていることは否めない。
そこで、レジェンドの最新モデルで3日間計約1000kmを走破し、改めてレジェンドの良さや課題を考えた。
高級セダンとしての課題も見えた半面、ライバルにはない魅力もある。だからこそ、レジェンドは「もったいない」存在になってしまっている。
■レジェンドは日本車初のエアバッグも採用したホンダ最上級セダン!ホンダらしいスポーティサルーン!? レジェンドが「もったいない理由」
レジェンドは1985年に初代モデルが登場。モデルサイクル途中で日本車初となるエアバッグの採用されたことでも注目された。
以来、日本車初の助手席エアバッグ採用など衝突安全性に力を入れた2代目モデル、280馬力自主規制解禁1号となる300馬力の3.5L・V6エンジンの搭載や、後輪左右の駆動力配分も行う「SH-AWD」が話題になった2004年登場の4代目モデルを経て現行の5代目モデルに至る。
現行モデルは2年半ほどの空白期間を経て、2014年11月に“復活”。日本車ではレクサス GS、輸入車ではベンツ EクラスやBMW 5シリーズをターゲットとする車格に属す。
現行レジェンドも、エンジン横置きのAWDという基本は4代目と共通ながら、前輪は3.5L・V6エンジン+7速DCT(デュアル・クラッチ・トランスミッション)に1モーター、後輪は2つのモーターで駆動し、より高度に後輪左右をコントロールする3モーターハイブリッドのSH-AWDが大きな特徴となっている。
これは現行NSXにも通じるメカニズムでもある。
現行モデルは、2018年2月にビッグマイナーチェンジを受けており、前後のデザイン変更、トランク容量の拡大、ボディの接着剤塗布範囲の拡大によるボディ剛性の向上、それに伴う足回りの再チューニングといった改良が施された。
なお、販売目標台数は登場時の300台/月から現在は1000台/年に縮小されている。
■ホンダらしさはあるけれど…高級セダンの必須要素に課題あり
※中略
■ホンダの最高級セダンはなぜ売れないのか
レジェンドに3日間乗った総合的な印象は「快適性に疑問は感じたものの、レジェンドやホンダという強いキャラクターは感じられ、悪い車ではない」というものだった。
快適性に関しては、現在のレジェンドをスポーツグレードとし、快適性に振った高級車らしいグレードも設定できれば望ましい。
レジェンドの価格は720万5000円で、直接的なライバル車となるレクサス GS450hが2WDで約758万円からということを考えれば、確かにリーズナブルではある。
しかし、価格の重要度がさほど高くない高級車において、レジェンドには4WDやスポーツサルーンという特長以外のわかりやすいセールスポイントもほしい。
それが何かというのは非常に難しいことだが、2代目レジェンドが追求した安全性、運転支援システムを世界トップクラスのものにする。
乗降性は良好ながらそのせいかアコードの影を感じてしまうリアのスタイルを流行の4ドアクーペ的にしてレジェンドのキャラクターを際立てるといったことが筆者の頭には浮かぶ。
また、“高額車”を扱うのに相応しいディーラー作りも必要だ。
それでも(空白期間はあるにせよ)ホンダがレジェンドを2020年で35年間も作り続けていることは大変立派なことである。
次期レジェンドがあるのであればいろいろなことを熟考したうえで、口コミでいい評判が広がるような高級車になることを願いたい。
12/11(水) 14:34
ベストカーWeb
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191211-00010000-bestcar-bus_all&p=1
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Source: 車ちゃんねる
ホンダ最高級セダン「レジェンド」が月販たったの20台…なぜ売れないのか?価格はリーズナブルな720万円(レクサスは758万円~)