プリウスとレクサスが狙われる──自動車盗「リレーアタック」恐怖の手口、果たして対策はあるのか?
1: 2019/02/11(月) 18:20:58.75 ID:CAP_USER
 「リレーアタック」という、スマートキーを採用している車種を狙った自動車の盗難手口が
ジワジワ拡大していると思われる。スマートキーはキーを身につけておくだけで解錠でき、
ボタン押せばエンジン掛かる利便性も持つ。同時に「イモビライザー」という強力な盗難防止性能を持つ
システムと組み合わされており、簡単に盗めない特徴を持つ。

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 本来ならスマートキー式の車両を盗むことなどできないハズ。ちなみに文頭で「思われる」と表現したのは
警察から全くデータ出てこないからだ。個人的な推測の域を出ないけれど、2017年に盗難された7609台のうち、
半分以上がリレーアタックで車両を盗まれていると考えている。つまり年間3000台程度の盗難被害規模に
なっている可能性大。

 参考までに書いておくと、前述の7609台中986台がプリウス(この数字は警察庁)。そして800台程度は
レクサスだと考えられる(盗難車の10%程度がレクサスという損保会社の実績)。プリウスとレクサスの大半は
スマートキーのため、すでに1500台規模となる。また、盗難台数の多いランクルやハイエースも
スマートキー仕様が多い。

 リレーアタックという手口を紹介しておく。スマートキーと車両は、70cm程度しか届かない微弱電波で
情報をやりとりし、スマートーキーが車両の近くにあればドアの解錠やエンジンの始動が出来る。
微弱電波のため車両の近くでないと解錠出来ず、スマートキーを車内に持ち込まないとエンジンも始動しない。
だからこそ盗難防止効果大きい。

 リレーアタックはトランシーバーのような装置を使い(トランシーバーの場合音声を伝えるがリレーアタックは微弱電波)
スマートキーから出る微弱電波をキャッチ。それを車両側の機器に飛ばし、あたかも車両の近くに
スマートキーが存在するような状態にする。したがって普通に解錠出来、エンジンだって掛かるため、盗まれてしまう。

■ファミレスの駐車場でも盗まれる!?

 深刻なことに先日東大阪で確認されたリレーアタックで使われた“道具”は、大幅な性能アップ型だった。
スマートキーから出る微弱な電波を10m離れた場所からキャッチ出来たことが確認されている。
この機器を使うとファミリーレストランの客席で待ち構えていればよい。盗みたい車両に乗った人が
食事に来たらスマートキーの電波キャッチ。

 もう一人が車両の側に行き、機器と電波のやりとりをして解錠。エンジン始動して乗り逃げればいい。
家の近所の駐車場も同じ。家の前で家の中にあるスマートキーの電波をキャッチ。それを車両に送るだけ。
東大阪で発生した盗難未遂はこの手口だった。今やスマートキーの車両であればどんな場所でも
簡単に盗めてしまうということ。

 盗難を防ぐ手段は一つだけ。スマートキーから出る微弱電波を防止すればいい。家の中にスマートキーを置くなら
空き缶の中に入れ、フタをしておくというもの。外出時にクルマを降りて出歩くなら、リレーアタック防止用の
電波遮断ポーチや携帯灰皿(微弱電波のためアルミ箔だけで遮断可能)にスマートキーを入れておけば
問題ありません。

ソース GetNaviweb 02/11 18:15
https://getnavi.jp/life/347351/

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Source: 車ちゃんねる
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