「屋根を切ったのには意味がある」ダイハツ ハイゼットジャンボ スポルツァVer.…バーチャルオートサロン2021[インタビュー]
バーチャルオートサロン2021にダイハツは『ハイゼットジャンボ』をベースにした、『ハイゼットジャンボスポルツァVer.』を出展する。単に屋根を切った改造車ではなく、ハイゼットが使われているシーンをもとに新たな提案に仕上げているという。
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◆果樹園とレースを掛け合わせて
----:いかにもショーカー的な、でも思わず笑ってしまうようないでたちのハイゼットジャンボスポルツァVer.ですが、なぜこのクルマを作ろうと考えたのでしょうか。
ダイハツコーポレート本部先行企画グループグループリーダー主査の久保真吾さん(以下敬称略):ハイゼットは畑などでも使われる仕事グルマです。もしかしたら見たことがあるかもしれませんが、果樹園などに行くとルーフを切り落として、作業車として使われてもいるのです。その一方、最近人気が出てきている軽トラレースでも活躍していますので、そこと掛け合わせて何か出来ないかというのが発想のスタートでした。
また、ハイゼットは今年60周年ですので、新たにクルマを楽しくさせる表現が出来ないかと考えてみました。なんとなく思いつきでルーフを切ったのではなく、ハイゼットの本来の使われ方、そして軽トラレースとをリンクさせているのです。まさにライトウェイトスポーツで、そういったところをうまく捉えてもらえると嬉しいです。
----:それにしてもよくOKを出しましたね。
久保:実は最初は猛反対しました(爆笑)。デザイナーからの提案に対して、個人的には好きですがそれは違うんじゃないかという話をしたのです。格好良くなかったですし、本当に屋根を切っただけでしたから。
しかし、やるなら、実際にハイゼットが使用されているシーンと、僕らが演じたい、クルマをもっと楽しくというところとをうまく掛け合わせて、デザイナーが頑張った結果、良いものが出来ました。
ダイハツデザイン部第一デザイン室先行開発スタジオ主任の米山知良さん(以下敬称略):その意味を込めてアメリカのサーキット、ラグナセカと青果店を合わせて“ラグナ青果”としています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/289248513ea67dc0d24351c4688003ee2374c4de
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Source: 車ちゃんねる
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