スタンフォード大学、デロリアンEV 「MARTY」 を自律運転でドリフト走行させる
cc

1: 2020/01/11(土) 21:37:08.99 ID:Zbr4WfPj9

映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズで爆発的に知名度を上げた、DMC社の自動車デロリアンこと「DMC-12」。
このカルト的人気を誇るクルマが、スタンフォード大学のダイナミック・デザイン研究所の手により、自律運転をするEVに改造されました。

そして劇中でマイケル・J・フォックスが演じた主人公マーティーにちなみ、このEVは「MARTY」と名付けられ、複雑なコースをドリフト走行で爆走するデモ動画が公開されました。

動画
https://youtu.be/3x3SqeSdrAE

狭いコーンの隙間を正確に横滑り。ドリフトキングと呼ばれる人間のドライバーでも、いくつか倒しちゃうかもしれませんね。

この走行は、車載コンピューターが十数回の試走で自動車のレスポンスを計測し、それを技術者がソフトウェアに変換することで実現した、とStanford Newsで書かれています。MARTYは時速50kmで走行し、+/- 40度にケツ振りするのに約1秒がかかるとのこと。

この「MARTY」を作ったクリス・ゲルデスさんは、開発の目的をこう話しています。

私たちは、タイヤと路面の間の摩擦をすべて利用して、車を危険から救い出せる自動運転車を開発したいと思っています。物理法則の範囲内で避けられる事故を、回避できる車にしたいのです

要するに、危険回避のためにドリフト走行をさせることにしたんですね。

横滑りは、かなりエクストリームな回避方法ではあるものの、事故直前にハンドルを切れば、自然と横滑りになることも大いに有り得ます。それにブレーキによる減速だけでなく、タイヤとアスファルトとの摩擦も、減速を手助けします。

障害物を前にして、ブレーキによる減速で止まる安全機構はアレコレ作られていますが、それらは車両が不安定な状態になるのを制御しようとします。でもスタンフォード大学の手法は、その不安定性を利用して、より機敏で正確な方法で車を操縦し、コンピューターによる故意的なドリフトで事故を回避する逆のアプローチなのです。よほどの緊急事態に限られると思いますが、イカした制動方法ですよね。

もし自律運転車が両者の制御方法を習得したら、今よりもっともっと安全になるんじゃないかと思われます。

(以下改造点やメイキング映像など記事全文はソース元にてご確認ください)

msnニュース 2020/01/11 12:00
https://www.msn.com/ja-jp/news/techandscience/%e3%b9%e3%bf%e3%b3%e3%95%e3%a9%e3%bc%e3%89%e5%a4%a7%e5%ad%a6%e3%81%e3%87%e3%ad%e3%aa%e3%a2%e3%b3%e3%92%e8%aa%e5%be%8b%e9%8b%e8%bb%a2%e3%a7%e3%89%e3%aa%e3%95%e3%88%e8%b5%b0%e8%a1%e3%95%e3%9b%e3%8b/ar-BBYQ1y8


続きを読む

Source: 車速報
スタンフォード大学、デロリアンEV 「MARTY」 を自律運転でドリフト走行させる

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事
このエラーメッセージは WordPress の管理者にだけ表示されます

エラー: フィードが見つかりません。

アカウントを接続するには、Instagram Feed の設定ページに移動してください。