クルマがなけりゃ「4回に1回」はフラれた? バブル時代の遠き記憶、いまやクルマの権威は落ちたのか
クルマがなけりゃ「4回に1回」はフラれた?

1: 2022/08/12(金) 13:30:56.19 ID:W1NxwiQb9

Merkmal 8/12(金) 11:51

増加する乗用車保有台数

 消費トレンドの変化を語る際、「若者の○○離れ」というフレーズがたびたび使われる。中でももっとも多いのが、「若者のクルマ離れ」だろう。とりわけ大都市圏では、18歳になって運転免許を取っても、クルマを持とうと考える若者はあまりいない。携帯電話が生活必需品になり、可処分所得の減少が追い打ちをかけたため、クルマを所有・維持する余裕がないと言われている。

 しかし、それより大きな要因は

「クルマの所有 = ステータス」

という考え方が古びたからだろう。

 統計データを見ると、「クルマ離れ」は極めて「近視眼的」なのではないかと感じる。自動車検査登録情報協会のウェブサイトには、1966(昭和41)年以降の自動車保有台数(軽自動車を含む)が公開されている。

 この統計によれば、クルマの所有がステータスだった1990(平成2)年の乗用車保有台数は3916万4550台で、その後も乗用車保有台数は一貫して右肩上がりを続けている。そして、2022年には6186万7152台となっている。保有台数の増加は、クルマを所有する人が少なくなったように見える東京でも変わらない。保有台数は1990年の266万7013台から、2022年には283万9996台へと推移している。

 若者向け雑誌『スコラ』1988年1月28日号を見ると、女子大生200人を対象にしたアンケートが掲載されており、回答者の26%が、男性を気にいる条件としてクルマを持っていることを挙げている。この結果を踏まえ、記事では

「クルマを持っていなかったら、無条件で4回に1回はフラレるということ」

と解説している。

さほど進んでいない「若者のクルマ離れ」
クルマ(画像:写真AC)

 当時の自動車メーカーは、最先端のライフスタイルを指南する権威も持っていた。1980年代末、中央区勝どきに日産のショールーム「PIKE FACTORY(パイク・ファクトリー)」があった。まだタワーマンションはなく倉庫街だった勝どきに、同店はこつぜんと現れた。

 ショールームには、日産が当時一押ししていた小型乗用車「パオ」とエスカルゴが展示されていた。ただ、もっとインパクトがあったのは、ショールームにもかかわらず、インド料理をメインいしたレストランが併設され、最先端の洋楽が流れていたことだった。現代なら、ショールームという目的から「ズレている」と考えられそうだが、当時は極めて的を得ていた。

※続きはリンク先で
https://news.yahoo.co.jp/articles/09cf9e34009357526df8e9914d9ff1ca14647e71


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Source: 車速報
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