
9/2(月) 18:40配信 Auto Messe Web
憧れのすべてが1台に詰まっていた
世間はお盆休みが終わり慌ただしい中、20代の編集部員から1本の電話があった。「今週の原稿も首を
長くしてお待ちしていますね。ところで、先ほど会社の目の前をロータス・ヨーロッパが走り去っていたので
すが、1970年代の小学生がスーパーカーの虜になった理由はなぜでしょう」と聞いてきた。いくらクルマ
好きとはいえ、20代の彼はスーパーカーブームをリアルに体験していないのは当然だが、“なぜ“と
言われても……。
スーパーカーブームのピークは1970年後半
あの頃、小学生だったスーパーカーエイジの同級生の家にあったクルマは、日産サニー(B110型)とか、
2代目もしくは3代目カローラだった。クルマは小さいし、武骨だし、エンジンだって1.2リッターのOHVが
当たり前。単純なハナシ、子供の目には外車だったらなんでもカッコよく見えたのも事実。
折しも日本には漫画が大流行。1975年から週刊少年ジャンプで連載された「サーキットの狼」をきっかけ
に、格段にカッコいいスーパーカーを知ってしまった以上、コンピュータゲームやスマホを知らない当時の
子どもたちが夢中にならない理由がない。
1964年に東海道新幹線が開通し、1969年にアポロ11号が月面着陸。速い乗り物、流線形のカタチに
物心ついたときから魅せられていた70年代の少年たちが、希求し憧れたものが全部、スーパーカーには
詰まっていたのだ。とくにインパクトが強かったのは、ポルシェ930ターボとランボルギーニ・カウンタックの
2台だろう。
>つづきは2以降
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190902-00010004-amweb-bus_all
続きを読む
Source: 車速報
おっさん達の夢 ポルシェ930ターボ、ランボルギーニ・カウンタック、ランチャ・ストラトス