
「CES 2020」ではセダンタイプの電気自動車(EV)のコンセプトモデル「VISION-S」を発表したソニー。VISION-S 02でもこれと共通のEV/クラウドプラットフォームを採用しており、より広い室内空間を用いたエンターテインメント体験や7人乗車のバリエーションなどを通して、価値観が多様化する社会でのさまざまなライフスタイルへの対応を推進していくという。
高感度・高精細・広ダイナミックレンジのイメージセンサーやLiDARなどを周囲360度に張り巡らすことよって周辺環境をリアルタイムに認識。緊急車両の走行などの周辺環境の状況を車内でも的確に判断できるように車内の音響システムやHMIシステムと連携した直感的なドライバーインタラクションも提供する。現在は自動運転レベル2+相当の機能検証を欧州で実施している。
ToF(Time of Flight)方式の距離画像センサーを使ったドライバー認証やパッセンジャーのモニタリング機能も提供。ジェスチャーコマンドや音声コマンドにも対応するほか、車両のディスプレイテーマや加減速音を個別に設定できる。さらに5G通信を駆使して車両とクラウドシステムを連携させ、車両設定やドアのロック/アンロックなどを同期。OTA(Over The Air)アップデートによってセキュリティーやサービス面を継続的に進化させられるという。
ソニーはモビリティー体験の進化や提案を加速させるため、2022年春に事業会社「ソニーモビリティ」を設立し、EVの市場投入を本格的に検討していくとのこと。(webCG)
2022.01.05
https://www.webcg.net/articles/-/45681
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Source: 車速報
【EV車】ソニーがSUVタイプのEVコンセプトモデルを発表