【群馬県】若い世代のワクチン接種促進、抽選で「ＳＵＢＡＲＵ」の乗用車１台か、県内で使える２万円から５万円の旅行券が３５０人に

群馬県は、新型コロナウイルスの感染の中心となっている若い世代へのワクチン接種を進めようと、
２０代と３０代の人が来月までに２回接種を終えた場合、抽選で乗用車や旅行券が当たる取り組みを始めると発表しました。

これは６日の山本知事の定例会見で発表されました。

県内の最近の感染状況では２０代から３０代の若者が５割を占め、感染の中心となっていますが、
接種率は２割以下となっていて、若者への早期の接種が課題となっています。

このため県は若い世代のワクチン接種を進めようと、２０代と３０代の人が来月末までに２回の接種を終えた場合、
抽せんで「ＳＵＢＡＲＵ」の乗用車１台か、県内で使える２万円から５万円の旅行券が３５０人に当たる取り組みを始めることを決めました。

旅行券は感染拡大が収まったあとに使えるものとしていて、ＬＩＮＥでの応募を想定しているということです。

県によりますと、接種をした若者を対象に特典を与える取り組みは全国的にも珍しいということで、
あわせて接種に関する正しい知識や情報も啓発していきたいとしています。

山本知事は会見で、「『ものでつるのか』などいろんな批判があることは十分考えたが、
行動範囲が広い若者に対して効果的だと分析をした上で判断した」と述べました。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/maebashi/20210806/1060009999.html