
クルマを手ごろな価格で入手したいときや、店頭に並ばないような珍しい車両を探しているときにお世話になることも少なくないネットオークションや個人売買での車両購入。
一般的には売る側は普通に買い取り店に売るよりも高く売ることができ、買う側は一般的な中古車店で購入するよりも安く購入することができるという、お互いにメリットしかないように思えるものだが、当然ながらデメリットも存在している。今回はそんな個人売買で中古車を買うときに潜む罠をご紹介しよう。
◆1)走行距離の改ざん
中古車の状態を測る目安のひとつである走行距離。一概に走行距離が少ない=程度がいいと言い切れない部分もあるが、やはり低走行の車両は状態が良いものが多い。
そのため、走行距離が少ない車両は高く、過走行の車両は安くなるのが一般的であるが、個人売買ではメーターを交換したり巻き戻したりして、実際の走行距離よりも少なく偽って販売する者もゼロではないのだ。
業者オークションなどでは走行距離のチェックシステムが導入されており、走行距離を改ざんした車両はすぐにわかるようになっているが、記録簿などを処分されてしまえば一般ユーザーが判断することは難しい。
■購入後のトラブルを避けるためにも中古車専門店がある
◆2)修復歴の改ざん
走行距離と同じく、車両の状態を判断する上で大切な修復歴の有無。もちろん、修復歴があってもしっかり直されていれば、相場よりも安く購入できることもあってデメリットばかりとも言えない部分だが、修復歴があるにもかかわらず、ないと偽って販売されるのは困りもの。
とくに悪意をもって修復歴を偽って販売しようとする者は、そもそもキチンと直されていない場合もあり、普通に走行するだけでも危険な状態の個体というものも存在しているのだ。
◆3)不具合のごまかし
本来抱えているトラブルを、あたかもそんなことがないかのように偽って販売する者もいる。代表的なものでいうとエアコンのトラブルだ。実際はエアコンガス漏れが発生しているにもかかわらず、実車を見せるときにガスだけ補充し、なにも問題がないように見せるというもの。
他にもエンジン不調で白煙が出ているのに、添加剤で一時的に白煙を抑えて売却することや、警告灯の電球を抜いて点灯しないようにするなど、ごまかし手段も多種多様となっている。
そして、さらに問題なのが、そういった行為を騙す気マンマンでやっている悪い者がいる一方で、購入したときにすでにメーター改ざん車や修復歴有の車両であることを知らされずに購入してしまったユーザーが手放そうとした車両や、引き渡す前までは絶好調だったのに、引き渡し直後にトラブルが発生するケースもあることだ。
そのため、クルマを見定める力と、購入後のトラブルは笑い飛ばせるくらいの気概がないとなかなか個人売買は難しい。だからこそそうならないために中古車専門店が存在しているのである。
2020年4月2日 18時0分 WEB CARTOP
https://news.livedoor.com/article/detail/18061412/
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Source: 車速報
【知識】安く買えるがメーター戻しや修復歴隠しも!ネットオークションや個人売買での中古車購入に潜む罠