もし、あなたが高卒以上なら年齢を問わず、特別な技術やスキルも必要なく正社員として雇われ、初年度の年収は500万円ほど、平均年収1000万円超えが可能な仕事があると誘われたら――。
筆者なら、それはたぶんポンジ・スキームやマルチ商法のような詐欺まがいの仕事に違いないと思ってしまう。
現在、韓国ではそんなウソのような本当の仕事があって、人を募集中である。
以前、韓国の労組について書いたことがある(「業績絶好調の韓国・現代自動車、満額回答でも飽き足らず・・・」)が、まさにその労組の強い現代自動車の製造部門が破格の条件で求人募集しているのだ。
上半期は400人で、下半期には追加で300人を採用する計画だと言う。しかも、現代自動車の製造業における求人は2013年以来10年ぶりである。
これまで自動車製造業では、工場の自動化とクルマの電動化が進み、必要人員は減る傾向にあった。
ところが、労組がもっと従業員を増やしてほしいと要求し、それを会社が受け入れてこのような採用公告につながったのだ。
この求人情報が出てから、ネット上では面白い世論調査が行われた。
もし、現代自動車の製造部門に就職するか、7級公務員(日本の国家公務員2種に当たる)になるかという選択肢があったら、どちらを取るかというものだ。
実際の投票では、現代車の製造業が64%、7級公務員が36%と出た。
韓国では、一般企業に就職しても定年が保障されない場合が多いため、年収が少なくても定年が保障され年金もある公務員を好む人が多い。
特に、今のように不景気な時は、雇用保障され比較的社会的な地位が高い公務員が好まれる。
いまだに職業において儒教の影響を色濃く残す韓国では、工場で働くよりはデスクワークを良しとする風潮もある。
そのため、製造業での仕事よりデスクワークする公務員を好むというのもある。
しかし、現代自動車の製造部門となると話が違う。
同社の全体従業員の平均年収は、9600万ウォン(約1000万円、2021年度)だ。
製造部門は事務職より平均年収が高く、新入社員は年収5000万ウォン、16年目になると1億3000万ウォンだ。
以下全文はソースから
2023.3.10(金) アン・ヨンヒ
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/74281?page=3
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Source: 車ちゃんねる
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