■従来モデルをベースに安全装備を強化
三菱ミニキャブ ミーブは、2011年12月に発売された軽商用EVで、配送業者を中心に販売を実施。兄弟車として軽トラック「ミニキャブ ミーブ トラック」もラインナップされたが、2021年3月末に生産終了となり、以降は一部法人向けに限定的に販売が続けられていた。
一方で、近年は各方面において脱炭素社会の実現へ向けた施策が加速。物流関係者や自治体などで軽商用EVの需要が高まっていることから、三菱はミニキャブ ミーブの一般販売再開を決定したという。
再販されるミニキャブ ミーブは、従来モデルに改良を加えたもので、暗所でヘッドランプを自動点灯するオートライトコントロールや、ASC(Active Stability Control:姿勢制御システム)などといった安全装備を追加。荷室の10カ所にユーティリティーナットを設置するなど使い勝手も改善しており、またルームミラーやドアミラーにも変更を加えている。
このほかの点については基本的に従来型と共通で、総電力量16.0kWhの駆動用バッテリーと軽量・小型の電動モーターからなるEVシステムを搭載。計測方法がJC08モードからWLTCモードに変更されたことで、カタログ上の一充電走行距離は133kmとなった。満充電に要する時間は、AC200V(15A)の普通充電で約7時間とされている。
グレードが「CD」のみ、ボディー形状がハイルーフのみの点は従来モデルと同じだが、再販モデルではバッテリー容量が10.5kWhの廉価仕様は廃止。ボディーカラーには、ホワイトとシルバー(4シーター仕様のみに設定)の2色を用意している。
ラインナップと価格は以下のとおり。
・CD(16.0kWh)ハイルーフ 2シーター:243万1000円
・CD(16.0kWh)ハイルーフ 4シーター:245万3000円
月販販売は、およそ400台を想定しているという。(webCG)
2022.10.13
https://www.webcg.net/articles/-/47118
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Source: 車ちゃんねる
【朗報】三菱が「ミニキャブ ミーブ」の販売を再開 国内メーカー唯一の軽商用EVが復活