
調査会社マークラインズによると、VWの1~6月の世界販売台数は17%減の369万台。トヨタでは販売台数の減少を抑えられた要因として「中国で需要が底堅いセダン『カムリ』や欧州で投入した新型小型車『ヤリス』などが顧客の支持を得られている」と話す。
「トヨタ」「レクサス」ブランドに限ると世界販売は6%減の469万台だった。地域別でけん引したのは中国を含むアジアだ。トヨタは中国を含むアジアで3%増の156万台を販売した。カムリや多目的スポーツ車(SUV)の「ワイルドランダー」といった車種が好調だった。中国では7%減少したが、インドネシアとタイでそれぞれ21%増えた。各国でコロナに伴う移動制限の緩和が進み、車の需要が回復した。
一方、販売の落ち込みが目立つのは北米や日本だ。北米では17%減の122万台、日本では19%減の65万台だった。いずれも半導体などの部品不足により生産が混乱し、消費者に車が届かないことが要因だ。
「トヨタ」「レクサス」ブランドの世界生産は4%減の435万台だった。国内生産は18%減の127万台と新型コロナの流行が始まった当初の20年1~6月を下回った。福島県沖地震や取引先へのサイバー攻撃など特殊要因に加え、レクサスなど多数の半導体を使う車種の生産が多いためだ。
海外生産は4%増の308万台と過去最高だった。中国で生産能力を増強したうえ、前年同期に新型コロナの影響で落ち込んでいた反動が表れた。ただ、半導体を多く使う車種が多い北米では7%の減少。トヨタでは「8月以降は生産回復を見込んでいるが、新型コロナや半導体などで見通せない状況が続く」としている。
2022年7月28日 13:30
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFD2825T0Y2A720C2000000/
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Source: 車ちゃんねる
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