3台の新型コンプリートカーはそれぞれ「トヨタGR86」「トヨタ・スープラ」「レクサスGS F」がベース。トムスはこれまでにも「TOM'Sセンチュリー」「TOM’Sスープラ」「TOM’SレクサスLC500コンバーチブル」といったコンプリートカーを発売している。
TOM’S GR86ターボの開発テーマは「クルマを、楽しむ」。空力性能をアップするディフューザーやワイドボディーでメイクされた車体は「魅せる楽しみ」をもたらし、ターボ化によって最高出力300PSを発生する2.4リッター直4エンジンは「走る楽しみ」を提供するという。さらに、強化したブレーキや車高調整式スポーツサスペンション、ブレースで強化されたシャシーは「操る楽しみ」を実現。ターボの有無やベースグレードの変更などのカスタマイズができるほか、ワイドフェンダーやターボキット単独での販売も予定しているという。
価格はノーマルボディー×ターボ仕様(「RZ」グレードベース)が488万3000円から、ノーマルボディー仕様(「SZ」グレードベース)が592万8000円から、ワイドボディー×ターボ仕様が680万7000円から。デリバリー開始は2022年夏ごろとアナウンスされている。
TOM’Sスープラ ツアラーはTOM’Sスープラのスポーツ性能を保ちつつ、ツーリング性能を強化したモデルだ。エクステリアにはドライカーボンのディフューザーや全幅1950mmのワイドボディーを採用。最高出力420PSにまで強化した3リッター直6ターボエンジンはチューニング車特有のピーキーさを排除し、乗り手を疲れさせないパワー特性となっている。ボディーブレースの見直しによって実現したというしなやかな足まわりも見どころだ。このほかBrembo製「BTSブレーキキット(フロント)」や車高調整式サスペンション「KWバージョン3」、カーボン製内装パーツなどもオプション設定されている。
価格は1166万円からで、納期は注文から数カ月を要する見込み(ベース車の納期などによる)。
TOM’S GS F produced by Kazuki Nakajimaは、自らも数台乗り継ぐほどGS Fに特別な思いを寄せる元レーシングドライバー中嶋一貴氏がエアロデザインや全体コンセプトをプロデュース。大人が優雅に乗れてスポーツ走行も楽しめることを目指しており、車体の前後左右に取り付けられたカーボン製ディフューザーは地上高やアプローチアングル等を工夫して気兼ねなく日常使いできるようになっている。ブレーキは性能向上とともにダストを減少する「TOM’Sパフォーマー」を装備する。マフラーはノーマル然としていながらも4本出しのステンレス製を採用。5リッターV8自然吸気エンジンは排気効率などのチューニングによって最高出力が477PSから500PSにアップしている。GS Fがすでに絶版になっているため、ベース車にはTOM’S基準を満たすユーズドカーをセレクト。スポーツサスペンションやブラック再塗装ホイール等のオプションも用意する。
価格は832万7000円からで(ユーズドカー価格によって変動あり)、納車には注文から数カ月を要する見込み。(webCG)
2022.01.14
https://www.webcg.net/articles/-/45728
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Source: 車ちゃんねる
【朗報】「GR86」を早くもターボ化 トムスのコンプリートカーが一挙に3台登場