5/14(土) 8:20配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/e82923cd8908b2dd3aea64c4eee5828df9995e8b
キャッシュカードでATMを操作して「5000円」とタッチしたはずなのに5万円も出てきた。でも口座の残高は5000円しか減っていない。慌てたお客さんは…? 警備業界で体験した、ウソみたいな本当のエピソードを紹介したい。
中略
■故障か?ミスか?どうして一桁違う金額が?
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キャッシュカードと一緒に出てきた利用明細を確認すると、5000円を引き出したことになっている。残高も5000円プラス休日の手数料分が減っているだけだった。
慌てたご婦人は、すぐオートホーンを取った。オートホーンとはATMに備え付けの電話機で、平日の営業時間内であれば店舗内に繋がり、営業時間外と休日にはカードセンターに繋がる仕組みになっている。
休日の都市銀行ではATMコーナーが稼働していても、店舗内は誰もいない。オートホーンは一括してカードセンターで応対し、利用客に直接対応する必要があるときは、近くで待機している警備会社に依頼して、警備員が現場へ急行することになっている。
カードセンターのチーフは「現金カセットを逆に入れているミスかも」と想像し、これ以上使われないように、そのATMを遠隔操作で停止させた。
駆けつけた警備員がカードセンターの了承を得てATMを開けてみると、やはり1000円札と1万円札のカセットが逆にセットされていた。幸いこのご婦人が最初の利用者だったことと、オートホーンで知らせてくれたため、大事に至らずに済んだのである。
あとから聞いた話では、休日稼働に備えて前の日に現金をセットした銀行員と上司の預金課長は、減給1カ月の処分を受けたそうだ。
余談ながら、このご婦人が遭遇したケースで、もし届け出ずに「これ幸い」とそのまま持ち帰ったら罪に問われることがある。ATMコーナーには、死角がないように監視カメラが睨みを利かせているし、本体に搭載されている小型カメラは利用客の顔をほぼ正面から撮っている。しかも使用したキャッシュカードから顧客情報も分かるから、逃げ切れないと思っておこう。
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Source: 車速報
【悲報】ATMを操作して「5000円」引き出したつもりが、「5万円」出てくる現象wwwwww