【悲報】逆境のマツダ 大型FR導入で息を吹き返せるか?
1: 2022/02/01(火) 18:49:09.99 ID:upoEyMI39
ITmedia2022年02月01日 07時00分
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2202/01/news022.html

今年、目の離せないメーカーがあります。それがマツダです。

実のところ、コロナ禍でのマツダのビジネスは散々なものでした。2021年3月期の決算を見ると、グローバルの販売台数は前年比マイナス9%の128万7000台。当期純利益はマイナス317億円という大赤字です。20年の前半は、さらに悪く、最悪900億円の損失になるか? と思われるほど調子が悪く、300億円程度のマイナスで済んで、まだ良かったというほどです。

しかし、歴史を振り返れば、マツダは、これまで何度も、もっと辛い状況を耐え、そして、そこから復活してきたメーカーでもあります。

■原爆、ロータリー、バブル崩壊……
まず、太平洋戦争の最後に、マツダのある広島の街は、原子爆弾によって焼き払われました。戦後の高度経済成長期を経て、1967年代には、世界でただ一社、ロータリー・エンジンを実用化。しかし、70年代のオイルショックによって、ロータリー・エンジンは「燃費が悪い」と見られ一気に経営が悪化しました。数千人の社員を全国のディーラーに送るなどの再建策も行われました。

その後、日本経済は80年代の好景気、いわゆるバブル期を迎えます。それをチャンスと見たマツダは、一気に販売チャンネルを5つに増やす計画のもとに膨大な数の新型車を投入。ところが、これもバブル崩壊と共に夢と消えてしまいます。

このマツダの窮地を救ったのがフォードでした。その後、90年代後半から2000年代にかけて、マツダはフォードの一員として成長します。しかし、やっぱりマツダに、またも危機が訪れます。それが08年のリーマンショックでした。なんと、マツダの08年の決算は、715億円の損失。翌09年も500億円の損失。2年連続の大赤字で、倒産が噂されるほどの辛い時期を送っていたのです。

でも、そんな逆境をマツダは克服しました。それが11年に発表した初代「CX-5」からスタートする新世代商品群です。新世代技術「スカイアクティブ」と「魂動デザイン」、そして「人馬一体の走り」を特徴とする新世代商品群によって、マツダは息を吹き返します。これらの新世代商品群の評判は非常に高く、日本カー・オブ・ザ・イヤーには、12年発売の初代「CX-5」をはじめ、14年の「デミオ」、15年の「ロードスター」が選定されています。

そうした逆境から復活し、さらなる高みを目指すというのがマツダの歴史と言えるでしょう。

■新たな大型FRプラットフォームを開発、新型大量導入
では、今回のコロナ禍という逆境を跳ね返した先にあるマツダの未来は、どのようなものになるのでしょうか。

その答えは、マツダが21年6月に発表した「2030年に向けた新たな技術・商品方針」と、21年10月の「2022年以降のクロスオーバーSUV商品群の拡充計画」にあります。

この2つの計画を簡単にまとめると、基本的な方針は、次の3つです。

・現在は内燃機関の進化をベースに、電動化技術を積み上げるのを基本とする
・FFベースのスモール商品群とFRベースのラージ商品群の2つを用意する
・25年以降にEV専用プラットフォームを導入する
 
このように新型を大量に投入します。「22年から25年にかけて、ハイブリッド5車種、プラグインハイブリッド5車種、EVを3車種導入」「モデルとしては、6年間で9モデルを商品化する」と説明しています。さらに具体的には「22年から翌年にかけてCX-50、CX-60、CX-70、CX-80、CX-90」を導入するというのです。

さらに、この計画で重要となるのが北米市場です。マツダは、世界で年間約130万台を販売するメーカーです。そのうち中国と米国という巨大市場では、どちらも年間40万台ほどを販売しています。マツダとして40万台は十分に大きな数字となりますが、トヨタの230万台やホンダの150万台、日産の120万台規模と比べると、まだまだささやかなもの。この北米の数字を高めるために、マツダはトヨタと合弁でアラバマ州に新工場を作り、今年の1月から、新型モデル「CX-50」の生産を開始しています。

ちなみに、「CX-50」は、これまでの「CX-5」と同じFFプラットフォームから生まれたモデルですが、北米市場専用となっています。そして、残りの新型モデルとなる「CX-60」「CX-70」「CX-80」「CX-90」は、すべてFRプラットフォームの新しいラージ商品群です。名前の通り大きなSUV。北米市場には、ワイドボディの2列シートの「CX-70」と3列シートの「CX-90」が導入されるといいます。
(以下リンク先で)

マツダ純利益の推移
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Source: 車ちゃんねる
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