Merkmal
中国で爆発的人気
2020年夏に中国での販売が始まり、「激安EV」として話題になった「宏光MINI EV」。2021年は全世界で42万台以上も販売され、電気自動車(EV)・プラグインハイブリッド車(PHV、PHEV)年間販売台数ランキングでも2位にランクインしている。
まさに飛ぶ鳥を落とす勢いとも言える状況のなか、2022年10月に日本経済新聞は
「メーカー側は来春までに輸出の準備を整える」
見込みだと報じた。宏光MINI EVの進出は、日本のモビリティ業界にどのような影響を与えるのだろうか。
特徴は圧倒的に短い全長
宏光MINI EVは、中国の自動車メーカー・上汽通用五菱汽車が販売する車種だ。発売開始から25か月連続で中国市場の販売台数トップを誇る人気ぶりで、当初の価格は日本円で50万円以下。まさに激安価格だった。2022年11月には価格改定がおこなわれ、約65万円相当のモデルに加えて約90万円相当の上級モデルも展開されている。
ボディサイズは
「全長2920mm × 幅1493mm × 高さ1621mm」
で、全長が圧倒的に短いのが特徴的だ。
軽自動車として定められているボディサイズ制限の「全長3400mm以下」を大きく下回っており、4人乗りではあるものの後部座席はかなり狭め。実質ふたり乗りの感覚と言えるかもしれない。しかし幅は軽自動車の規格を13mmオーバーしているため、日本では「軽自動車」とは呼べるか微妙なラインだ。
EVで気になるのがバッテリーのスペックだが、最高速度は100km/h、一度の充電での航続距離は120kmと高めのスペックに思える。バッテリー容量は9.3kWhモデルと13.9kWhモデルの2種類あり、日産「サクラ」や三菱「ekクロスEV」などの国産軽EVがバッテリー容量20kWhであることを考えると、物足りないと思う人も多いかもしれない。
続きは↓
https://news.yahoo.co.jp/articles/72c107ddf357dfa63ac490fe9c99d723578e7ac9
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Source: 車ちゃんねる
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