【悲報】日産ノート8年ぶりフルモデルチェンジは延期に、自動車向け半導体不足の影響を直撃
1: 2021/03/13(土) 18:58:46.68 ID:r8j5GDVW0● BE:423476805-2BP(4000)
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日産・ノートは、昨年末2020年11月に8年ぶりとなるフルモデルチェンジを果たした3代目モデルである。
これには専用の内外装が与えられた上級モデルとしてノート オーラが設定され、今月2021年3月にも発売される予定であった。

しかし、このノート オーラは、既に発売延期が決まっており、新たな発売時期として夏頃を想定しなければならない状況となっている。
また、通常ノートについても、追加発表されたばかりの4WDモデルの納車が進んでいない。

こういった状況になった理由は、ご存じの方も多いだろう。
自動車向け半導体が世界的な供給不足に陥っているのである。

■ノートだけじゃない、各社フルモデルチェンジ計画に影響

https://car-research.jp/note/fmc-e13.html

自動車向け半導体不足の問題は根が深く、すぐには解決できそうにない。
関係各国の2021年GDPをも揺るがす問題になりつつある。

まずコロナ禍の初期においては、自動車メーカーも例に漏れず減産体制を取らざるを得なくなった。
これには半導体メーカーも追従し、供給量を下げた。
その後、自動車メーカーは急速に増えた需要に対し生産を回復させようとしたが、半導体メーカーからの供給量は、以前のようには戻らなかった。

この間に半導体メーカーは、今後の市場の伸びが確実な、家庭用電子機器やデーターセンターなどで使われる新世代製品に向けた生産へのシフトを進めており、設備投資もしてきた。
いまさら自動車メーカーから増産要求されても、残されたリソースは限られるというわけだ。

そもそも自動車向け半導体は、基本的には旧世代製品に相当する。
旧世代製品向け設備は「お払い箱」となる日も近いわけで、新たに増強することは難しい。
さらに、ガソリン車からEVへのパワートレイン変革など、自動車分野では今後の予想が難しい部分が多く、資本と人員を積極的には割きたくない。
半導体メーカーとしては、新世代製品に注力したほうが手堅い投資環境にあるのだ。

■フルモデルチェンジ計画に遅れなし、一人勝ちのトヨタ

自動車向け半導体の供給不足は、日本でのユーザーレベルでは、特にノートに関する問題として表面化したが、実際にはもっと大きな次元の話である。
EVブームで沸いているように見える欧米の自動車メーカーでも問題は深刻化している。

ただ、トヨタに関しては損害を小さな範囲に留めている。
今の所は、生産やフルモデルチェンジ計画での大幅な見直しは無いとのこと。
実は、サプライチェーンの弱点が半導体部品にあることを以前から見抜いており、在庫を余分に保有していた。

トヨタといえば、在庫をできるだけ持たない「ジャストインタイム」の本家本元であるが、他メーカーがその真似事を徹底し裏をかかれるなかで、トヨタは「改善版ジャストインタイム」を導入し難を逃れている。

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Source: 車ちゃんねる
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