【事件】車検切れで摘発、ナンバー取り換えた同じ車で出頭　容疑の男「電車に乗るのが面倒」

　鹿児島県警姶良署は２２日、検察庁の取り調べに車検切れの車で来たとして、道路運送車両法違反（無車検運行）の疑いで、霧島市国分重久、無職の男（７１）を逮捕した。

　逮捕容疑は、１７日午後１時ごろ、姶良市加治木町仮屋町の加治木区検前の市道で、車検切れの軽貨物車を運転した疑い。

　同署によると、容疑者は８月、霧島署に無車検で摘発され、その後の区検での取り調べに同じ車で出頭した。車は無車検のままで、別のナンバープレートと取り換えられていた。違反に気付いた区検職員が姶良署に通報した。

　車検の有効期限は２０１７年３月だった。容疑者は「電車に乗って検察庁に行くのが面倒だった」と話しているという。