
日本での再販に向けて「新」オデッセイで特に手を入れたのが2列目シートの快適性だ。
シート形状の基本に変更はないものの、リクライニングとオットマンは座面側面のスイッチで操作できる電動としたことで、リラックスした着座姿勢のまま微妙な角度に調整可能。
また、アブソルートEX及び最上級のアブソルートEXブラックエディションでは本革シートを標準設定とした。
本革シートはゆったりとした表皮の張りで、座ると身体がスッと包み込まれるようなホールド感で心地いい。
大きくリクライニングさせた時には背もたれ上部が中折れして立ち上がる機構があるため、首や上半身に負荷がかからず快適な姿勢でリラックスできる。
これは従来型から採用され、評判がよかったシート構造。シートヒーターが標準装着となったのも嬉しい。
シートアレンジは従来型から変更はないものの、2列目シートは横にスライドできる機構で、内側に設定すると最大700のロングスライドとなる。
3列目を収納してゆったり過ごすのならこのポジションがいい。外側ポジション時にはスライド量は制限されるものの隣席との空間が広がるため、カップホルダー付きの大型テーブルが引き出せる。
これは「新」オデッセイで改良された新装備。2列目シートの脚部にUSBポートも新設された。
従来型には設定のあった2列目がベンチシートとなる8人乗りは設定されず、キャプテンシートの7人乗りのみの設定となるのもポイントだ。
アブソルート:480万400円
アブソルートEX:500万600円
アブソルートEXブラックエディション:516万4500円
パワートレーンは2リッターエンジンを搭載するe:HEVのみで従来型では設定されていた2.4リッターガソリンエンジンは搭載されない。
また、4WDはなくFFのみだ。装備を充実させるとともに、上級仕様にグレード展開を絞ったことで、従来型に対し価格レンジは40万~50万円引き上がっている。
「新」オデッセイは中国工場で生産する輸入車。日本上陸後にPDIセンターで点検整備して配車される
一度国内での販売を終了したオデッセイがなぜ今、復活をするのか?販売店からの復活へのラブコールも大きかったという。
「2年前、オデッセイの国内販売を終了する時点で、何とか継続できないかを検討していました」とオデッセイを担当する商品ブランド部の永坂徹氏は苦渋の決断だったことを吐露する。
狭山工場の閉鎖は避けられない決定事項で、ステップワゴンは寄居工場に移管。オデッセイを作れる工場が国内にはなく、一時的に国内販売を終了するしかなかったということだ。
オデッセイは日本での生産を終了したのちも中国の工場で引き続き生産されている。年間4万5000台規模の販売台数だという。
中国工場の生産調整が整ったことで、今回改めて日本向けオデッセイを開発し、中国で生産し導入することができた、というのがオデッセイ復活の経緯だ。
※続きは以下ソースをご確認下さい
12/7(木) 11:30配信
ベストカー
https://news.yahoo.co.jp/articles/cba58957481577637bb454d224361a255bbc085e?page=2
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Source: 車速報
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