「バックフォグ」乱用 装着車増も使用場面知らず? なぜマナー違反車が多いのか
1: 2020/01/04(土) 10:00:09.43 ID:D2LAWvpl9
バックフォグの本来の使い方とは

 クルマで夜間走っていると新年早々、イライラさせられるのがバックフォグ(リアフォグランプ)。以前から乱用しているクルマを見かけると腹立たしかったのですが、ここにきて刺激性の高いLEDライト(紫外線に近いブルーライトが多く含まれている)を採用するようになってきたため、一段とイライラする傾向。バックフォグに対しSNS等でも「点灯車が多い」「まぶしいリアライトやめてくれ!」「前が見えない」などのコメントも多く見受けられます。バックフォグ点灯車に必要のない場面では消灯をうながすことは出来ないのでしょうか。

 バックフォグ本来の使い方は「霧や大雨に代表される悪天候時の安全性を担保するため」です。実際、極めて見通しの悪い気象条件だと、少し離れただけでテールランプすら見えなくなってしまいます。バックフォグを点灯しておけば、追突される危険性が大きく抑えられます。加えて悪天候時だとバックフォグすらまぶしく感じません。

 一方、平常時にバックフォグを点灯すると、強烈に目に光が飛び込んできて後続車は非常に気になります。

 前述の通りLEDだと網膜に残像として残ってしまうため、視線を他に移してもそこだけ見えなくなるので非常に危険。ということで平常時はバックフォグを使ってはいけないのです。実際、海外でクルマを運転しているとバックフォグを付けているマナー違反車は見かけません。

 なぜ日本だけバックフォグを乱用している人が多いのか?

 理由は二つ。まず警察や教習所で全く教えないということです。

 免許を取得する際の教本を見ても、バックフォグの使い方は項目にも入っていない(フロントのフォグランプを教える教習所はある)。バックフォグ装着車は無視しているのか不明ながら、大半の人が乱用禁止だということを認識していないようなのです。

 そして自動車の販売ディーラーも正しい使用場面や使い方を教えません。元来、バックフォグは輸入車だけに付いていた装備です。一昔前まで輸入車を売るディーラーの営業担当は様々な知識を持っており、オーナーに使い方もしっかりレクチャーしていました。

 近年、輸入車ディーラーの営業担当も素人が増え、単に売るだけになってしまった傾向。今や野放しに近い状況となっています。

装着ライトはすべて点けた方が安全?

 最近では国産車までバックフォグが普及し始めました。いうまでもなく、輸入車ディーラーより一段とクルマを知らない営業担当が多い。クルマに乗る人も知識が乏しいため、夜になったらすべてのライトを付ければ安全だと思うのでしょう。

 なかにはフロントのフォグランプがまぶしいということすら知らず、常時点灯している人まで増えてきました。これには困ったものです。
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 走行車に消灯を促すことは非常に困難です。対向車のハイビームならコチラもハイビームにしてまぶしさをアピールし、ロービームへの切り替えを促せますが、バックフォグの場合はどうしようもない(バックフォグが付いているクルマなら前に出て点灯するという方法もあるが推奨しない)。バックフォグの点灯車が前を走る場合、延々とガマンしなければなりません。

 ではどうしたらよいのでしょうか? やはり警察と国交省、経産省がしっかりしたキャンペーンを行うしか無いと思います。

 警察は免許取得時と更新時にバックフォグは原則的に使用禁止だと教えればよいのです。その上で国交省や経産省が販売ディーラーなどに対し、バックフォグの使い方をユーザーに認知させることを徹底させれば、2年も続ければマナーとして定着するはずです。

 もしこれが出来ない(面倒なのでやりたくない?)のなら、日本ではバックフォグの装着を禁止した“法”が良いと思います

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https://lpt.c.yimg.jp/amd/20200104-00213085-kurumans-001-view.jpg

1/4(土) 9:10配信
くるまのニュース
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200104-00213085-kurumans-bus_all


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Source: 車ちゃんねる
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