1: 2022/08/26(金) 09:38:03.81 ID:7m6uXkXJ9
2022年8月25日

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 クルマのフロントマスクには表情がある。最近はいやし系とかも増えてきたが、長い間不動の人気を誇っているのが「怒り顔」だ。トヨタRAV4やヤリス、日産スカイライン、三菱ekクロスEV、スズキ・スイフトなどなど、「なんでそんなに怒ってんのよ?」と聞きたくなるくらいプンプンしている。
 しかし取材を進めてみると、クルマが怒り顔になるには明確な理由があった。人類の壮大な歴史にも繋がる意外なワケを紹介しよう。
文/ベストカーWeb編集部、写真/日産自動車、Adobestock、ベストカーWeb編集部

壁の染みが人の顔に見える?

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パレイドリアの一例。タバコを加えたカエルみたいに見える?(Richard@Adobestock)

 いきなりクルマから離れてしまうのだが、たとえばフローリングの木目とか、壁についた染みが、ヒトや動物に見えることはないだろうか。筆者は子供の頃、熱を出して和室に寝かされたとき、天井の木目が人の顔に見えてひどくうなされた。同じような記憶を持っている人は少なくないはずだ。
 どうやらこうした現象は古くからある人類共通のものらしく、心理学用語では「パレイドリア」と呼ぶ。パレイドリアは決して恐い体験ばかりではなく、月面にうさぎがいると思えたり、芸術家がある風景からインスピレーションを得るような時も作用しているようだ。

逆三角形を見たら生き物と思え!

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シミュラクラ現象の一例。3穴コンセントはどうみても顔に見える(Janice@Adobestock)

 もうひとつ覚えておきたいのがシミュラクラという現象だ。シミュラクラを簡単にいえば、「逆三角形の点や穴が人や動物の顔に見える」というもの。アース付きのコンセントやビルの窓などが人の顔に見えて思わずにんまりした経験は誰にでもあるだろう。

 このシミュラクラ現象は脳のいたずらとされているのだが、その原因をたどっていくと人類誕生の頃までさかのぼる。樹上生活をやめて原野で暮らし始めたばかりの人類は、生き延びるため、物陰に隠れた猛獣などをいち早く見つけ出す必要があった。そこで脳みそが動物の顔付きを抽象化し、「逆三角形を見たら生き物だと思え」と学習したというわけだ。

怒った顔は泣き顔や笑顔よりも目立つ

https://img.bestcarweb.jp/wp-content/uploads/2022/08/24112959/skyline_sport_coupe_BLRA-3.jpg
初代スカイライン・スポーツは怒り顔の傑作

 勘のいい人は、だんだんクルマとの関連が見えてきたかもしれない。つまり今回の「怒り顔」の謎を解く前提には、「2つのヘッドライトとフロントグリルの作る逆三角形が顔に見える」という100万年も前の我々が作り上げた刷り込みが作用しているということだ。
 ではいよいよ本題。なぜ、その顔に見えるフロントマスクが怒り顔になったのか。実はここには心理学的な理由がある。過去に行われた数多くの実験を通じて、人間は「喜び」や「悲しみ」「恐怖」といった表情よりも「怒り」を早く見つけることが分かってきたのだ。他の表情がいくつかのプロセスを経て脳みそに認知されるのに対し、「怒った表情」はそうしたプロセスを経由せず、直接的に届く。専門的にはこれを「怒りの優位性効果」と呼ぶそうだ。
 この「怒りの優位性効果」が生まれた理由も、先に述べた「シミュラクラ」と同様なようだ。人類が集団生活を始めると、他人の「敵意」をいち早く察知することが生き残るうえで重要な要素となった。そこで怒った顔を素早く認めることが、長い歴史を経て脳みそに学習されたというわけだ。

https://bestcarweb.jp/feature/column/493402


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Source: 車ちゃんねる
クルマの顔が怒っている理由、判明するwwwwwwww

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